2015年09月03日
とよた森林学校 10周年記念行事が開催されます!

2015年10月18日(日)に、とよた森林学校 10周年行事が開催されるそうです。
場所は足助交流館です。
ゆかりのある方はお誘いあわせの上、ぜひご参加ください。
(私たちも参加します。)
参加申し込み方法など、詳しいことはこちらからどうぞ。
http://woodytoyota.net/gakkou/2_event.html
2015年08月08日
きららの森




暑い夏はシーズンオフのようなもの。
涼しくなったら、歩きます。
現在のところ、秋のハイキングの第一候補地はきららの森。
(段戸裏谷界隈を最近はそう呼ぶのだそうですよ。)
*写真は下見に行ったときに撮影した段戸湖のほとり。
2014年10月13日
ゆるやまトレッキング#1 【 黍生山】




ゆるやま、ではありますが、休憩は必要ですね。









山頂でランチして帰りました!
2013年10月02日
駒山考#3

久々にアップしたひとつ前の記事の最後の方に、瓢箪から駒、のことを書きました。
それで思い出したのですが、こまやまのこう(駒山の講)は、僕にとって瓢箪でありました。
では駒は?
それはモラル・ハラスメント被害をなくすための取り組みです。
一見無関係ですが、こまやまのこうが無ければ、Anti-Moral Harassment Project も存在しなかったのです。
それで思い出したのですが、こまやまのこう(駒山の講)は、僕にとって瓢箪でありました。
では駒は?
それはモラル・ハラスメント被害をなくすための取り組みです。
一見無関係ですが、こまやまのこうが無ければ、Anti-Moral Harassment Project も存在しなかったのです。
それは、僕がこまやまのこうを開催する、という噂をたまたま聞きつけた行政の方が関心を持たれ、僕に声をかけて下さったことがきっかけでした。
お会いして話をする中で、わくわく事業の制度を活用すれば、こまやまのこうを充実させたり、駒山に関する新たな取り組みを始めることができるかもしれない、ということに気づきました。
ただし。
残念ながらお会いして話ができたのは、こまやまのこうのほんの二週間ほど前のこと。
そしてわくわく事業の申請書提出の締め切りは、こまやまのこうの十日後だったのです。
このスケジュールでは、駒山に関することでわくわく事業にエントリーすることは不可能でした。
「せっかくのチャンスなのに残念だ、来年度にエントリーしてみようかな」
なんてことをぼんやり考えていたとき、僕の頭にひらめいたのが、かねてより手をつけたいと思っていたモラル・ハラスメント被害をなくすための取り組みでした。
(瓢箪から駒が出た瞬間、です。)
こんな山奥の田舎で税金を使ってそんなのやってどうするの?
と言われるのを承知の上で、僕は急遽エントリーすることに決めました。
そのことを行政の方々に相談すると、幸い快く受け入れてもらえました。
Nordic Walking Movement という団体名でモラル・ハラスメント被害をなくす事業を申請するのは妙だし、すぐに新たな団体は作れないのでこまやまのこうの運営団体である山里センチメンツ名義で取り組むことにしました。
今後は、わくわく事業制度にて補助を受けている10月20日の講演会とその後の学習会を終えたら、山里という地域にとらわれずに活動をするために、Anti-Moral Harassment Project として日本全国に展開していく予定です。
思わぬところ(こまやのこう)から始まった、というのはそういうことなのです。
*ちなみに、こまやまのこうが駒ならば、Nordic Walking Movement は瓢箪です。そもそもはNordic Walking Movement のコンセプトを実現するために、駒山に登ったからです。
2013年10月02日
駒山考#2

前回の記事から随分と間が空いてしまいましたね。
すみません。
いろいろと忙しかったのです。
さて、駒山については、僕は昨年の記事で次のようなことを書いていました。
すみません。
いろいろと忙しかったのです。
さて、駒山については、僕は昨年の記事で次のようなことを書いていました。
『人知れず地道に、終わりがないかと思われるようなハードワークを山中で一所懸命して下さっている方々が、それも無償で汗をかいてくださっている方々がたくさんいらっしゃるということは、ここにしっかり書いておかなければいけないと思います。
山が寂れ、お寺が朽ちていることを記したいくつかのインターネット上の文章の中で、ふざけた人たちを山に呼び込んでしまいかねない配慮が不足した迂闊な記事を見かけました。
木々や草花を痛めつけ、ゴミを捨て、そしてさらなる倒壊の危険があるお寺の中に肝試しのつもりで立ち入る人々。
そういう人たちを誘いかねない記事。
問題ある文言の削除や訂正をぜひしていただきたいものです。
それともうひとつ。
父母に聞いた話ですが、今は亡き僕の祖母がまだ元気だった頃は祖父母らを含めたふもとの集落の人々がこの山に定期的に登って、山門やお寺の掃除や手入れなどをしたり、花をたむけたりお供えをしていたそうです。
そういう時代が確かにあったということも、ここに書いておかねばなりません。』
山が寂れ、お寺が朽ちていることを記したいくつかのインターネット上の文章の中で、ふざけた人たちを山に呼び込んでしまいかねない配慮が不足した迂闊な記事を見かけました。
木々や草花を痛めつけ、ゴミを捨て、そしてさらなる倒壊の危険があるお寺の中に肝試しのつもりで立ち入る人々。
そういう人たちを誘いかねない記事。
問題ある文言の削除や訂正をぜひしていただきたいものです。
それともうひとつ。
父母に聞いた話ですが、今は亡き僕の祖母がまだ元気だった頃は祖父母らを含めたふもとの集落の人々がこの山に定期的に登って、山門やお寺の掃除や手入れなどをしたり、花をたむけたりお供えをしていたそうです。
そういう時代が確かにあったということも、ここに書いておかねばなりません。』
これらの文章を書いたときは、こまやまのこう(駒山の講)を開催するなどということは夢にも思わない時期で、その後不思議なご縁が重なり、背中を押されるように、準備を進めたのでした。
こまやまのこう、を開催するにあたって気を使ったのは、宗教的な行事ではない、ということを参加者の皆さんに充分理解していただくこと。
山頂には朽ちてしまったお寺があります。
このお寺(正確にはお寺の跡)と敷地は、麓のお寺の和尚さんによれば、現在も臨済宗の持ち物であるということでした。
またくしくも、その麓のお寺が改修の時期に差し掛かっており、檀家のみなさんと諸々のご相談をされていた時期でした。
こまやまのこうは、このお寺と宗教的に縁のある方、無い方、いずれにも配慮が必要な催しでした。
現地で行わず、閉校した小学校の建物を利用させていただけたことで、いらぬ誤解を招きづらくなったのでは、と思っています。
またゲストも、元学校の先生、植物に詳しい森林ボランティアの先生、病院の院長先生、乗馬クラブのオーナーご夫妻と、ヴァラエティーに富む顔ぶれにできたのも幸いでした。
こまやまのこうを通して参加者のみなさんに伝えたかったこと、感じてほしかったことは以下の通り。
・朽ちたお寺と朽ちた山門がある駒山にはブナの木があり、そのブナの木の周辺の植生を整えるべく、何の縁も無い山にわざわざ竹を切るためだけに年に二回登っている有志の人々がいること。
・駒山の麓にある閉校となった小学校の跡地にて、NPOの皆さんが建物や校庭を再利用し、知的ハンディキャップを抱える人たちをケアしていこと。
・その昔この地方では、今よりも随分標高が高い場所 = 山の上が人々の生活空間であり、今で言う高級官僚であるお坊さんたちが関西とこの地方を行き来していたこと。
・その時代の足である馬。当時の馬はどんな姿形をしていたのか?木曽馬を見ることでその頃の馬や人の行き来する様子に思いを馳せること。
・山間部において健やかに暮らせるよう、工夫をこらしている人たちがいること。
僕が交通事故を被った直後で体調が悪かったことでうまく進行ができず、参加者の皆さんにこれらのメッセージを充分に伝えることは結局できなかったと思うのですが、やること自体に意義があった、と自分に言い聞かせています。
瓢箪から駒、ということわざがありますが、あれは駒山山頂にあったお寺の名前と無縁ではないと思っています。
その名前、小馬寺はこまでら、と呼んだりしますから、こまは、小馬、であり、駒、であるのでしょう。
中国の仙人がロバに乗ってのんびり旅をしていて、休むときにはロバを小さくして懐にしまった(瓢箪に入れた)というおとぎ話。
ロバは小さな馬ということでありますから、小馬、つまり駒なのかなと推測しています。
(京都からお坊さんが馬に揺られて遥々この地までやってきて、瓢箪の中からひょいと取り出したのが小馬寺だったりして。笑)
こまやまのこう、を開催するにあたって気を使ったのは、宗教的な行事ではない、ということを参加者の皆さんに充分理解していただくこと。
山頂には朽ちてしまったお寺があります。
このお寺(正確にはお寺の跡)と敷地は、麓のお寺の和尚さんによれば、現在も臨済宗の持ち物であるということでした。
またくしくも、その麓のお寺が改修の時期に差し掛かっており、檀家のみなさんと諸々のご相談をされていた時期でした。
こまやまのこうは、このお寺と宗教的に縁のある方、無い方、いずれにも配慮が必要な催しでした。
現地で行わず、閉校した小学校の建物を利用させていただけたことで、いらぬ誤解を招きづらくなったのでは、と思っています。
またゲストも、元学校の先生、植物に詳しい森林ボランティアの先生、病院の院長先生、乗馬クラブのオーナーご夫妻と、ヴァラエティーに富む顔ぶれにできたのも幸いでした。
こまやまのこうを通して参加者のみなさんに伝えたかったこと、感じてほしかったことは以下の通り。
・朽ちたお寺と朽ちた山門がある駒山にはブナの木があり、そのブナの木の周辺の植生を整えるべく、何の縁も無い山にわざわざ竹を切るためだけに年に二回登っている有志の人々がいること。
・駒山の麓にある閉校となった小学校の跡地にて、NPOの皆さんが建物や校庭を再利用し、知的ハンディキャップを抱える人たちをケアしていこと。
・その昔この地方では、今よりも随分標高が高い場所 = 山の上が人々の生活空間であり、今で言う高級官僚であるお坊さんたちが関西とこの地方を行き来していたこと。
・その時代の足である馬。当時の馬はどんな姿形をしていたのか?木曽馬を見ることでその頃の馬や人の行き来する様子に思いを馳せること。
・山間部において健やかに暮らせるよう、工夫をこらしている人たちがいること。
僕が交通事故を被った直後で体調が悪かったことでうまく進行ができず、参加者の皆さんにこれらのメッセージを充分に伝えることは結局できなかったと思うのですが、やること自体に意義があった、と自分に言い聞かせています。
瓢箪から駒、ということわざがありますが、あれは駒山山頂にあったお寺の名前と無縁ではないと思っています。
その名前、小馬寺はこまでら、と呼んだりしますから、こまは、小馬、であり、駒、であるのでしょう。
中国の仙人がロバに乗ってのんびり旅をしていて、休むときにはロバを小さくして懐にしまった(瓢箪に入れた)というおとぎ話。
ロバは小さな馬ということでありますから、小馬、つまり駒なのかなと推測しています。
(京都からお坊さんが馬に揺られて遥々この地までやってきて、瓢箪の中からひょいと取り出したのが小馬寺だったりして。笑)
2013年07月19日
駒山考 #1
先月末、久々に駒山に登りました。
竹を伐採するためです。
竹を伐採するためです。

植物の分布調査を行っていた森林自然観察グループの皆さんが駒山の植生に関心を持たれ、2010年より頂上付近の竹林整備作業が始められました。
2010年、2011年、2012年の三年間に7回行われ、今回が8回目。
集まるのは森と植物を愛する有志の方々。
作業をしてもお金がもらえるわけではありません。
かかる費用は持ち出しなのでした。
僕はと言えば植物にまったく詳しくないのですが、とよた森林学校の講座にて、昨夏、数十年ぶりに駒山に登ったことがきっかけで、そしてさらに山麓地域が出身地であることも相まって、昨秋行われた7回目の整備に続いて今回も作業に混ぜていただいたのでした。
2010年、2011年、2012年の三年間に7回行われ、今回が8回目。
集まるのは森と植物を愛する有志の方々。
作業をしてもお金がもらえるわけではありません。
かかる費用は持ち出しなのでした。
僕はと言えば植物にまったく詳しくないのですが、とよた森林学校の講座にて、昨夏、数十年ぶりに駒山に登ったことがきっかけで、そしてさらに山麓地域が出身地であることも相まって、昨秋行われた7回目の整備に続いて今回も作業に混ぜていただいたのでした。



豊田市富永町にある野外教育センター方面から車でアプローチし、途中から歩きます。









To be continued.
2013年03月07日
トヨタの森にて
トヨタの森で開催された、ある集まりに参加してまいりました。
巣箱の中と外の温度を並べて表示して、その差にて中に動物がいるか否かを判定する、という仕組みがつくられていました。
今回のミーティングでテーマに取り上げられた動物は、ムササビ。


この日はムササビが巣の外に出て活動する姿は、見られず。
しかしそれも良いのだ、と思いました。
しかしそれも良いのだ、と思いました。
2013年03月03日
こんがり焼くのが良いのです。
先日、滅多にない類の集まりに参加してまいりました。
この焼きおにぎりと漬物はそのときいただいたもの。
他に手打ちのうどんなどもありました。
とても美味しかったです。
ごちそうさまでした。
昼から夜まで続いたその集まりについて、詳しいことはまたここで書きます。
お楽しみに。
この焼きおにぎりと漬物はそのときいただいたもの。
他に手打ちのうどんなどもありました。
とても美味しかったです。
ごちそうさまでした。
昼から夜まで続いたその集まりについて、詳しいことはまたここで書きます。
お楽しみに。
2012年12月12日
大失敗の件
北岡先生の今年最後のゼミに、関係されている方のご好意でお誘いいただいていたのですが、何と日にちを間違えて記憶していたため、出席できませんでした!
(10日もずらして記憶していました!)
・・・連絡無しで欠席、という失礼をしてしまったわけです。
終了してからすでに5日が経ちますが、その間、気づかずに呑気に過ごしていました。
自分の迂闊さに呆れてしまいました。
まずはお誘いいただいた方や、たぶん出席されたであろうおかり~な・フレンズの一員の方に取り急ぎ無断欠席に至った理由とお詫びの気持ちを書いたメールを送らせていただきましたが・・・夜になったら一度お電話をしてみようと思っています。
なお関係者のみなさまがこのブログをご覧になっていらっしゃるかもしれません。
ブログ経由で大変恐縮ですが、今回の失礼をお詫び申し上げます。
誠に申し訳ございません。
(10日もずらして記憶していました!)
・・・連絡無しで欠席、という失礼をしてしまったわけです。
終了してからすでに5日が経ちますが、その間、気づかずに呑気に過ごしていました。
自分の迂闊さに呆れてしまいました。
まずはお誘いいただいた方や、たぶん出席されたであろうおかり~な・フレンズの一員の方に取り急ぎ無断欠席に至った理由とお詫びの気持ちを書いたメールを送らせていただきましたが・・・夜になったら一度お電話をしてみようと思っています。
なお関係者のみなさまがこのブログをご覧になっていらっしゃるかもしれません。
ブログ経由で大変恐縮ですが、今回の失礼をお詫び申し上げます。
誠に申し訳ございません。
上の写真について。
本来この記事は、上の写真の木について書こうと思っていたのです。
普段あまり人や車が通らない山奥の道に車を停めて撮影したもの。
まあまあ高い場所なので眼下に小さく川が見えます。
そこにひときわ目立つ二本の木。
ゼミに誘ってくださった方に、あるところにこんな木があるんです、と竹切りの日に話をしたことを思い出し、記事にしようと思って書き始めたところ、「あ、そう言えばもうすぐゼミだな、何時からだっけ」と思った僕。
確認をしようと頂戴したご案内メールを見返したところ、日にちを間違えていたことに気づいた次第です。
かなり、落ち込んでおります・・・。
本来この記事は、上の写真の木について書こうと思っていたのです。
普段あまり人や車が通らない山奥の道に車を停めて撮影したもの。
まあまあ高い場所なので眼下に小さく川が見えます。
そこにひときわ目立つ二本の木。
ゼミに誘ってくださった方に、あるところにこんな木があるんです、と竹切りの日に話をしたことを思い出し、記事にしようと思って書き始めたところ、「あ、そう言えばもうすぐゼミだな、何時からだっけ」と思った僕。
確認をしようと頂戴したご案内メールを見返したところ、日にちを間違えていたことに気づいた次第です。
かなり、落ち込んでおります・・・。
2012年12月06日
オカリナ重奏グループ おかり~な・フレンズ

このチャーミングな女性たち。
彼女たちが、オカリナ重奏グループ おかり~な・フレンズの面々です。
彼女たちが、オカリナ重奏グループ おかり~な・フレンズの面々です。

オカリナの音色はとてもあたたかい。
今回彼女たちの演奏を聴いて、そう思いました。
あらためて、拍手を送ります。
素敵な音色を聴かせていただきどうもありがとうございます。
野外でアコースティック楽器を上手に演奏しようとすること自体、かなりハイレヴェルな腕前を必要とすると言うのに、今回は初冬の冷え込む山頂での演奏。
気温や湿度など、空間のコンディションに大きく左右されるオカリナという楽器の (素材からもたらされる) 特性上、音程を安定させるのが (それも三人の持つ三つのオカリナにてアンサンブルを奏でるわけなので) かなり大変だったようですが、それでもブナの木のある森に優しく響く素朴な音色は、午前中一杯、竹の伐採作業に没頭して少々ハイになっていた僕らの心と体を癒して見事にクーリングダウンさせてくれました。
(これらの写真は、リハーサル風景を捉えたものです。午前の作業を終えて休憩場所に戻ってきたときに慌ててパチリ。リラックスされていて実に良い雰囲気でした。ちなみに僕を竹切りに誘い、この山と麓の集落の人々との関わりについて話をするように促して下さったのは、三人のうち向かって左の位置に立っていらっしゃっている方です。)
今回彼女たちの演奏を聴いて、そう思いました。
あらためて、拍手を送ります。
素敵な音色を聴かせていただきどうもありがとうございます。
野外でアコースティック楽器を上手に演奏しようとすること自体、かなりハイレヴェルな腕前を必要とすると言うのに、今回は初冬の冷え込む山頂での演奏。
気温や湿度など、空間のコンディションに大きく左右されるオカリナという楽器の (素材からもたらされる) 特性上、音程を安定させるのが (それも三人の持つ三つのオカリナにてアンサンブルを奏でるわけなので) かなり大変だったようですが、それでもブナの木のある森に優しく響く素朴な音色は、午前中一杯、竹の伐採作業に没頭して少々ハイになっていた僕らの心と体を癒して見事にクーリングダウンさせてくれました。
(これらの写真は、リハーサル風景を捉えたものです。午前の作業を終えて休憩場所に戻ってきたときに慌ててパチリ。リラックスされていて実に良い雰囲気でした。ちなみに僕を竹切りに誘い、この山と麓の集落の人々との関わりについて話をするように促して下さったのは、三人のうち向かって左の位置に立っていらっしゃっている方です。)

僕は彼女たちの演奏を聴いて、最近ずっと頭の中でプランを練り続けている山里センチメンツのミーティングがいつか実現したら、彼女たちをゲストとしてお招きしたいと思いました。
オカリナの音色は山里センチメンツという集まりが持つであろうムード、テイストにぴったりかもしれないな、と感じたからです。
(本件はまだまだ先の話になりそうなのですが、山里センチメンツ・ミーティングのロケーションのアイデアだけはまとまりつつあります。ただしまだ僕一人で勝手に考えている段階で、先方や僕の周りの人にはまだ何ら相談しておりません。もう少々、お待ちください。)
さて、実はこのブログを読んでくださっている方々宛てに、おかり~な・フレンズからメッセージを戴きましたのでぜひ目を通してくださいませ。
おかり~な・フレンズのみなさま、どうもありがとうございます。
*メッセージはこちら。↓
『豊田藤岡地区のオカリナ重奏グループ おかり~な・フレンズです。
メンバーは女性3人に男性1人のアマチュア組と プロの女性ピアニストを含めた5人組です。
主に豊田・藤岡・名古屋・静岡・岐阜などで演奏しています。
4人全員がすべて違うパート・楽器で演奏するスタイルをとっていて うまくいくときは綺麗なハーモニー しかしうまくいかないときは 何かぐちゃぐちゃになってしまうという爆弾の様な危険な音楽遊びにはまってしまった中年4人組です。
駒山当日は なんとアカペラの曲だけで 練習も約3回という恐ろしい事に挑戦してしまい やはり土ツボに見事はまってしまいました。すみません。
でも三回目にしての初めての清々しい天気・美しい紅葉・駒山の神様?仏様の見守り 参加者様の優しい拍手のおかげで何とか8曲 楽しく演奏させて頂きました。ありがとうございました。
次回は出来ましたら メンバー1の歴女のたっての希望もあり ヒストリーに纏わる曲をやりたいと思ってます。このブログの主さんとの歴史コラボになったらいいなということでしょうか?
出来はどうなるかまったくわかりませんが これから頑張って練習していきたいと思います。
現在 来年度の演奏会のスケジュール調整中です。
希望がありましたら お気軽に連絡してくださいませ。 おかり~な・フレンズ』
オカリナの音色は山里センチメンツという集まりが持つであろうムード、テイストにぴったりかもしれないな、と感じたからです。
(本件はまだまだ先の話になりそうなのですが、山里センチメンツ・ミーティングのロケーションのアイデアだけはまとまりつつあります。ただしまだ僕一人で勝手に考えている段階で、先方や僕の周りの人にはまだ何ら相談しておりません。もう少々、お待ちください。)
さて、実はこのブログを読んでくださっている方々宛てに、おかり~な・フレンズからメッセージを戴きましたのでぜひ目を通してくださいませ。
おかり~な・フレンズのみなさま、どうもありがとうございます。
*メッセージはこちら。↓
『豊田藤岡地区のオカリナ重奏グループ おかり~な・フレンズです。
メンバーは女性3人に男性1人のアマチュア組と プロの女性ピアニストを含めた5人組です。
主に豊田・藤岡・名古屋・静岡・岐阜などで演奏しています。
4人全員がすべて違うパート・楽器で演奏するスタイルをとっていて うまくいくときは綺麗なハーモニー しかしうまくいかないときは 何かぐちゃぐちゃになってしまうという爆弾の様な危険な音楽遊びにはまってしまった中年4人組です。
駒山当日は なんとアカペラの曲だけで 練習も約3回という恐ろしい事に挑戦してしまい やはり土ツボに見事はまってしまいました。すみません。
でも三回目にしての初めての清々しい天気・美しい紅葉・駒山の神様?仏様の見守り 参加者様の優しい拍手のおかげで何とか8曲 楽しく演奏させて頂きました。ありがとうございました。
次回は出来ましたら メンバー1の歴女のたっての希望もあり ヒストリーに纏わる曲をやりたいと思ってます。このブログの主さんとの歴史コラボになったらいいなということでしょうか?
出来はどうなるかまったくわかりませんが これから頑張って練習していきたいと思います。
現在 来年度の演奏会のスケジュール調整中です。
希望がありましたら お気軽に連絡してくださいませ。 おかり~な・フレンズ』
2012年12月05日
お礼とお詫びとお知らせ
稲武のまちを訪れた際にある本をたまたま手にとったことがきっかけで、素晴らしい人々と出会って有意義な時間を過ごすことができた、ということを記事にしました。
その本は稲武の歴史について詳しく知ることが出来るとても素晴らしい内容の本なのですが、その中の数ページを割いて、ある山のことが書いてありました。
その山とは。
何と先月の下旬に僕らが竹を切りに行った山だったのです。
その本は稲武の歴史について詳しく知ることが出来るとても素晴らしい内容の本なのですが、その中の数ページを割いて、ある山のことが書いてありました。
その山とは。
何と先月の下旬に僕らが竹を切りに行った山だったのです。
ブナの木を守るため三年前から竹の伐採を行っていらっしゃる方々に僕は今回初めて合流したのですが、人柄が良い方ばかりで、まごまごしている僕にとても親切にしてくださいました。
また、そもそもは北岡先生の森林学校を通じてたまたま集まったみなさんということで、つながりとしては割と緩やかな感じがしたのですが、コミニュケーションをはかるのがどなたも上手で、そしてとてもスマートな立ち振る舞いをされるので、僕は何のストレスも感じずに一緒に作業に没頭したり、会話を楽しむことができました。
人間が練られているひとたちとの触れあいは得るものが実に多くて、思い切って参加してみて本当に良かったと思いました。
また、そもそもは北岡先生の森林学校を通じてたまたま集まったみなさんということで、つながりとしては割と緩やかな感じがしたのですが、コミニュケーションをはかるのがどなたも上手で、そしてとてもスマートな立ち振る舞いをされるので、僕は何のストレスも感じずに一緒に作業に没頭したり、会話を楽しむことができました。
人間が練られているひとたちとの触れあいは得るものが実に多くて、思い切って参加してみて本当に良かったと思いました。
僕を竹切り作業に導いて下さった方について。
その方とは矢作川の源流を探るというテーマで森を歩く北岡先生の講座でご一緒しました。
講座の三回目のとき、別れ際に竹切りの日程や集合場所について尋ねたいと思って話しかけたら、
「竹切り作業の合間に山について何か話してみませんか、作業は大変疲れるものなので、休憩のときなどに地元の方から何か話が聞ければ皆の励みになると思うのです」
とおっしゃっていただいたのです。
この一言は僕にとってすごく嬉しいものでありましたが、同時にとても重い言葉でもありました。
生半可な話はできないな、そう思いました。
その気持ちを抱えて、山の麓のお寺の門を叩いたり、昔を知る伯母宅に押しかけて話を聞いたりしたのです。
竹切りの合間に何か話せ、と言って下さったから、あの山のことについて関わる多くの人たちから話を聞くことになり、その結果、僕が産まれる前の時代のあの山と麓の集落の関わりついて貴重な情報を得ることができたのでした。
その方とは矢作川の源流を探るというテーマで森を歩く北岡先生の講座でご一緒しました。
講座の三回目のとき、別れ際に竹切りの日程や集合場所について尋ねたいと思って話しかけたら、
「竹切り作業の合間に山について何か話してみませんか、作業は大変疲れるものなので、休憩のときなどに地元の方から何か話が聞ければ皆の励みになると思うのです」
とおっしゃっていただいたのです。
この一言は僕にとってすごく嬉しいものでありましたが、同時にとても重い言葉でもありました。
生半可な話はできないな、そう思いました。
その気持ちを抱えて、山の麓のお寺の門を叩いたり、昔を知る伯母宅に押しかけて話を聞いたりしたのです。
竹切りの合間に何か話せ、と言って下さったから、あの山のことについて関わる多くの人たちから話を聞くことになり、その結果、僕が産まれる前の時代のあの山と麓の集落の関わりついて貴重な情報を得ることができたのでした。
竹切り作業の当日。
お昼休みにお時間を頂戴し二十数名の方々を前に山と人々との関わりについての話をさせていただきました。
後で何人かの方から、良かったよ、とおっしゃっていただけて安心したのですが、とりとめがないと言うか、まとまりが悪いと言うか、とにかく聞きづらくて不細工な話しぶりであったのは間違いなくて、それでも何とかなったのは、聞いて下さった皆さんがあの山に興味を持っていらっしゃる方ばかりで、そしてみなさんお優しいので積極的に耳を傾けるようにしてくださったからに違いないと思うのでした。
お昼休みにお時間を頂戴し二十数名の方々を前に山と人々との関わりについての話をさせていただきました。
後で何人かの方から、良かったよ、とおっしゃっていただけて安心したのですが、とりとめがないと言うか、まとまりが悪いと言うか、とにかく聞きづらくて不細工な話しぶりであったのは間違いなくて、それでも何とかなったのは、聞いて下さった皆さんがあの山に興味を持っていらっしゃる方ばかりで、そしてみなさんお優しいので積極的に耳を傾けるようにしてくださったからに違いないと思うのでした。
そんな皆さんに、僕がおわびすべきことがいくつかあります。
まずは、準備を失敗し、あの日持っていくはずだった資料のいくつかを持っていけなかったこと。
その中には、麓のお寺の先代のご住職の若かりし頃のお写真などもありました。
「山のお寺のお坊さんと麓のお寺のお坊さん。気力に溢れる二人の若いお坊さんが檀家に向かうため山道を颯爽と歩く姿を想像してください。」
僕はみなさんに確かそんなようなことを言いましたが、あのときにご住職の写真をお見せできれば、もっともっとぐっとイメージが広がったのになと思うと悔しいです。
次に、写真や資料のコピーを地面にばらまいて置いたこと。みなさんに見ていただきやすいようにとやむを得ず思い切ってそうしたのですが、行儀の良いことではありませんでした。
ピンなどを持参していれば、手荷物などを置いていたあずまやの壁に貼ることができたなと、今さらながら思っております。
内容がまとまっておらず話しぶりも下手でかなり耳障りだったに違いないのに加えて、話が長くなってしまったこともお詫び申し上げます。
もしかしたら竹切りをする時間に少々くいこんでしまったかもしれません。すみませんでした。
とにかく寒い中、文句も言わずに話を聞いて下さりありがとうございます。
そして。
ちょっと不思議な話をいくつかしてしまったこと。
いまは少し後悔しています。
話さないようにしようと一度は心に決めていたのですが、つい話してしまいました。
中には、何だよその話は、と思われた方もいらっしゃったかも。
記憶違い、思いすごし、妄想、想像、その他諸々。
そういうものかもしれません。
どうかお許しください。
まずは、準備を失敗し、あの日持っていくはずだった資料のいくつかを持っていけなかったこと。
その中には、麓のお寺の先代のご住職の若かりし頃のお写真などもありました。
「山のお寺のお坊さんと麓のお寺のお坊さん。気力に溢れる二人の若いお坊さんが檀家に向かうため山道を颯爽と歩く姿を想像してください。」
僕はみなさんに確かそんなようなことを言いましたが、あのときにご住職の写真をお見せできれば、もっともっとぐっとイメージが広がったのになと思うと悔しいです。
次に、写真や資料のコピーを地面にばらまいて置いたこと。みなさんに見ていただきやすいようにとやむを得ず思い切ってそうしたのですが、行儀の良いことではありませんでした。
ピンなどを持参していれば、手荷物などを置いていたあずまやの壁に貼ることができたなと、今さらながら思っております。
内容がまとまっておらず話しぶりも下手でかなり耳障りだったに違いないのに加えて、話が長くなってしまったこともお詫び申し上げます。
もしかしたら竹切りをする時間に少々くいこんでしまったかもしれません。すみませんでした。
とにかく寒い中、文句も言わずに話を聞いて下さりありがとうございます。
そして。
ちょっと不思議な話をいくつかしてしまったこと。
いまは少し後悔しています。
話さないようにしようと一度は心に決めていたのですが、つい話してしまいました。
中には、何だよその話は、と思われた方もいらっしゃったかも。
記憶違い、思いすごし、妄想、想像、その他諸々。
そういうものかもしれません。
どうかお許しください。
では最後に次回の記事の予告を。
同じくお昼の休み時間に、気温が低い中で一所懸命オカリナを演奏して下さりあの山の空気をとても穏やかにしてくださったみなさんのことを書こうと思っています。
ちなみに僕を山に誘ってくださった方はその一員です。
どうぞお楽しみに。
同じくお昼の休み時間に、気温が低い中で一所懸命オカリナを演奏して下さりあの山の空気をとても穏やかにしてくださったみなさんのことを書こうと思っています。
ちなみに僕を山に誘ってくださった方はその一員です。
どうぞお楽しみに。
2012年11月30日
石焼き芋を食べて思ったことは
説明なんて不要ですよね。
しかしそれでも何か書け、と言われれば、ただ一言。
寒空の下で食べる石焼き芋は、とーっても、美味しかった
そう、書きます。
しかしそれでも何か書け、と言われれば、ただ一言。
寒空の下で食べる石焼き芋は、とーっても、美味しかった
そう、書きます。
焼き芋と言えば・・・この季節になると壺焼き芋の製法を研究することに日々熱中する僕なのですが、今回こうしてホームメイド&アウトドア風のをいただいてみて、石焼き芋の石焼き製法の良さを再確認することができました。
はい、そうです。
何事もこしらえかた次第、なのでした。
はい、そうです。
何事もこしらえかた次第、なのでした。
2012年11月26日
森でいただく豚汁は#2
写真を眺めていたら、あのときの美味しさを思い出してお腹が空いてきました。
ということで、具だくさん豚汁の写真を再び掲載。
この季節の森の中でいただく温かい豚汁は最高のご馳走でした。
前の前の記事にてちらりと触れましたが、この日の僕らは森の中にてひたすら竹を伐採して片づける作業を行いました。
(具だくさん豚汁はお昼ごはんのときに振る舞われたもの。持参のおにぎりは食べる頃には外気で冷たくなっていたので、ありがたかったです。)
僕の実家にほど近いところにある山の山頂にこの地域では珍しい木が二本だけ生えているのですが、人の手が入らなくなって久しいため周りが竹に覆われて鬱蒼としてしまったのです。
木の周りに陽が射すようにするため、三年前から有志の面々が立ちあがりボランティア活動にて竹を処理していらっしゃるのですが、縁あって僕も今回から一員に加わることになりました。
なかなか大変な作業である
結構重労働である
インターネット経由で過去の作業レポートを拝見したり、過去に参加した方から経験談を少々聞いて、それなりに覚悟をしていったのですが・・・想像以上の過酷さでありました!
しかしみなさん、本当に、本当によく働くのです。むしろそのことの方に驚きました。
ということで、具だくさん豚汁の写真を再び掲載。
この季節の森の中でいただく温かい豚汁は最高のご馳走でした。
前の前の記事にてちらりと触れましたが、この日の僕らは森の中にてひたすら竹を伐採して片づける作業を行いました。
(具だくさん豚汁はお昼ごはんのときに振る舞われたもの。持参のおにぎりは食べる頃には外気で冷たくなっていたので、ありがたかったです。)
僕の実家にほど近いところにある山の山頂にこの地域では珍しい木が二本だけ生えているのですが、人の手が入らなくなって久しいため周りが竹に覆われて鬱蒼としてしまったのです。
木の周りに陽が射すようにするため、三年前から有志の面々が立ちあがりボランティア活動にて竹を処理していらっしゃるのですが、縁あって僕も今回から一員に加わることになりました。
なかなか大変な作業である
結構重労働である
インターネット経由で過去の作業レポートを拝見したり、過去に参加した方から経験談を少々聞いて、それなりに覚悟をしていったのですが・・・想像以上の過酷さでありました!
しかしみなさん、本当に、本当によく働くのです。むしろそのことの方に驚きました。

縁あって、と書きましたがどんな縁なのかと言うと、そもそもは恥ずかしがり屋の僕(!)が意を決して森を歩く講座に参加したことに始まります。
三回あった講座のうちの初回が今回登った山だったのですが、ご一緒した方から
「あら、このあたりのご出身の方ですか。それは、それは。あっ、そうそう、わたしたちの中の何人かは11月に竹を切りに再びここに登りますよ。」
と教えていただいたのです。
このとき僕はとても驚きました。
なぜなら、たまたま去年、インターネットでその様子を拝見していたからです。
「ああ、この方たちがそうなのか・・・」
口には出しませんでしたが、幸運な出会いに感謝した次第です。
森を歩く講座にどうして参加したのかについては以前の記事で書きましたので、こちらとこちらをご覧下さい。
山育ちなのに木々や植物のことをまったく知らないし、草刈機なんて去年まで触ったことも無かった有様なので、職場では「ほんとにおぼっちゃまだねぇ」と何だか頭にくる例えにてからかわれておりますが、まあそんなことはできるだけ気にせずに、次回参加するであろう講座までに地味に愚直にお勉強を重ねる日々なのでした。
三回あった講座のうちの初回が今回登った山だったのですが、ご一緒した方から
「あら、このあたりのご出身の方ですか。それは、それは。あっ、そうそう、わたしたちの中の何人かは11月に竹を切りに再びここに登りますよ。」
と教えていただいたのです。
このとき僕はとても驚きました。
なぜなら、たまたま去年、インターネットでその様子を拝見していたからです。
「ああ、この方たちがそうなのか・・・」
口には出しませんでしたが、幸運な出会いに感謝した次第です。
森を歩く講座にどうして参加したのかについては以前の記事で書きましたので、こちらとこちらをご覧下さい。
山育ちなのに木々や植物のことをまったく知らないし、草刈機なんて去年まで触ったことも無かった有様なので、職場では「ほんとにおぼっちゃまだねぇ」と何だか頭にくる例えにてからかわれておりますが、まあそんなことはできるだけ気にせずに、次回参加するであろう講座までに地味に愚直にお勉強を重ねる日々なのでした。

森を歩く講座にエントリーした理由について書いた記事には書きませんでしたが、 Nordic Walking を始めるきっかけとなった三年前の北欧旅行は、今思えば僕の野山への興味、感心を喚起させるものでした。
特にフィンランドは、森と寄りそって、森に抱かれて暮らしている人々がたくさんいる国である、という印象を強く持ちあこがれの国となったのです。
帰国してすぐは (すっかりあちらの国々に魅了されてしまった僕だったので) 日本と北欧の国々の有様のあまりの違いに目まいを覚えるほどで、以前にましてますます自身の実家近くの野山になど魅力を何ら感じなくなったのですが、それでも時間経過とともに少しずつ、手が届く距離になかなか豊かな自然があるじゃないか、と気づき始めました。
そしてもうひとつ。
昨年の3月11日から続くあの出来事。
僕はあの件についてこのブログにおいては枝葉のことや知り合いのことしか書いておりませんが、あれは僕らの価値観を変える出来事でした。
我々は長く生きれば生きるほど、生と死の意味を考え続けることになります。
しかし僕の場合は、たとえば身近な人が亡くなったときとか、何かわかりやすいきっかけがあって宗教・信仰とは何かについてふと考えたりしたときとか、そういうタイミングでしか自分はどう生きるべきか、ということについて今まで深く考えたりしてこなかったのですが、情けないことにこの歳になって、そしてあんな出来事を知るに至って、そこでようやくいろいろなことに気づき始めたのでした。
気づきの結果が、思いきった転職であり、Nordic Walking Movement の活動であり、北岡先生とともに森を歩く講座への参加や不思議な縁がつづく今回のボランティア活動への参加、三河中山間地域で安心して暮らし続けるための健康ネットワーク研究会への参加、そして Nordic Walking Movement に続きこれから自ら立ちあげる山里センチメンツのプロジェクトなのでした。
「あっ、何だか総括っぽいぞ、まとめてるぞ、いよいよこのブログも最終回か!?」
そう思われた方。
ハズレです。
まだまだ続きます。
今回のボランティア活動をアテンドしてくださった方宛てにメールを送ったところ、早速返信していただきまして (おっちょこちょいの僕が、竹伐採に使用した枝切り鋏を解散場所まで乗せてもらったその方の車のトランクの中に置き忘れたことから始まったメールやりとりなのでした!) このブログを読んでくださる旨や今回参加した方々や関係者の方々にこのブログのURLをシェアして下さる旨などが書かれていたのです。
そんなわけで、初めてご覧になる方向けに今回はこんな感じで文中に過去の記事へのリンクを多用する形としてみました。
ちなみに今年の夏の時点でも似たような記事を書いております。このときもたぶん誰かが新たに読んで下さることになりこんな体裁で書いたのだと記憶しております。
(ここまで読まれて「何だかごちゃごちゃして変なブログだな、よくわからないな」 と思われた方へ。Q&Aと題した記事をいくつか書いておりますのでぜひご参照くださいませ。)
次回の記事では、今回の竹切りの様子をもう少しだけ書きます。
作業は大変だったけれど、ぜひまた参加したい!と思えたのは、参加者のみなさんのお人柄がとても素晴らしかったから。
そのあたりの話を中心に、駄文で大変恐縮ですがせっせせっせと書きたいと思っています。
お楽しみに。
あ、それと参加された方々にいくつかお詫びしなければならないこともありました。
それも含めて、書きます。
To be continued.
特にフィンランドは、森と寄りそって、森に抱かれて暮らしている人々がたくさんいる国である、という印象を強く持ちあこがれの国となったのです。
帰国してすぐは (すっかりあちらの国々に魅了されてしまった僕だったので) 日本と北欧の国々の有様のあまりの違いに目まいを覚えるほどで、以前にましてますます自身の実家近くの野山になど魅力を何ら感じなくなったのですが、それでも時間経過とともに少しずつ、手が届く距離になかなか豊かな自然があるじゃないか、と気づき始めました。
そしてもうひとつ。
昨年の3月11日から続くあの出来事。
僕はあの件についてこのブログにおいては枝葉のことや知り合いのことしか書いておりませんが、あれは僕らの価値観を変える出来事でした。
我々は長く生きれば生きるほど、生と死の意味を考え続けることになります。
しかし僕の場合は、たとえば身近な人が亡くなったときとか、何かわかりやすいきっかけがあって宗教・信仰とは何かについてふと考えたりしたときとか、そういうタイミングでしか自分はどう生きるべきか、ということについて今まで深く考えたりしてこなかったのですが、情けないことにこの歳になって、そしてあんな出来事を知るに至って、そこでようやくいろいろなことに気づき始めたのでした。
気づきの結果が、思いきった転職であり、Nordic Walking Movement の活動であり、北岡先生とともに森を歩く講座への参加や不思議な縁がつづく今回のボランティア活動への参加、三河中山間地域で安心して暮らし続けるための健康ネットワーク研究会への参加、そして Nordic Walking Movement に続きこれから自ら立ちあげる山里センチメンツのプロジェクトなのでした。
「あっ、何だか総括っぽいぞ、まとめてるぞ、いよいよこのブログも最終回か!?」
そう思われた方。
ハズレです。
まだまだ続きます。
今回のボランティア活動をアテンドしてくださった方宛てにメールを送ったところ、早速返信していただきまして (おっちょこちょいの僕が、竹伐採に使用した枝切り鋏を解散場所まで乗せてもらったその方の車のトランクの中に置き忘れたことから始まったメールやりとりなのでした!) このブログを読んでくださる旨や今回参加した方々や関係者の方々にこのブログのURLをシェアして下さる旨などが書かれていたのです。
そんなわけで、初めてご覧になる方向けに今回はこんな感じで文中に過去の記事へのリンクを多用する形としてみました。
ちなみに今年の夏の時点でも似たような記事を書いております。このときもたぶん誰かが新たに読んで下さることになりこんな体裁で書いたのだと記憶しております。
(ここまで読まれて「何だかごちゃごちゃして変なブログだな、よくわからないな」 と思われた方へ。Q&Aと題した記事をいくつか書いておりますのでぜひご参照くださいませ。)
次回の記事では、今回の竹切りの様子をもう少しだけ書きます。
作業は大変だったけれど、ぜひまた参加したい!と思えたのは、参加者のみなさんのお人柄がとても素晴らしかったから。
そのあたりの話を中心に、駄文で大変恐縮ですがせっせせっせと書きたいと思っています。
お楽しみに。
あ、それと参加された方々にいくつかお詫びしなければならないこともありました。
それも含めて、書きます。
To be continued.
2012年11月25日
森でいただく豚汁は
最高でした!


2012年10月16日
『矢作川源流の森を歩こう』 計三回の講座を終えて
今回僕が参加した講座については、こちらをご覧ください。
三回とも、とても勉強になるうえに楽しくてリラックスできる講座でした。
講師の先生方やスタッフのみなさんの配慮が素晴らしかったのに加え、集まった方々が思慮に溢れ分別のある大人ばかりだったのでとても充実した時間を過ごせました。
(来年も開催されるそうですが、応募者が定員よりも多い場合は抽選になります。今回もそうでした。)
さて、この日の登山を終えた僕らを待っていてくれたのは
(これまでの黍生山に関する記事に載せられなかった写真を以下に。今回の森歩きの話はこれをもっておひらきとします。)
2012年10月15日
クロモジ
森歩き講座のスタイルは、講師の先生を先頭に参加者が列をなしてコースを歩き山頂を目指すのですが、その道すがら参加者に教えたい植物や木があると、先生が足を止めてゆっくり解説を始めてくださいます。
僕らは足を速めて先生の周りをぐるりと囲むようにして集まり、ふむふむとうなづきながらメモをとったり写真を撮ったりするのです。
僕らは足を速めて先生の周りをぐるりと囲むようにして集まり、ふむふむとうなづきながらメモをとったり写真を撮ったりするのです。

これはクロモジ。
お茶席の菓子に添えられる楊枝に加工されるだけでなく、茶室の周りに置かれる垣根としても用いられます。
お茶席の菓子に添えられる楊枝に加工されるだけでなく、茶室の周りに置かれる垣根としても用いられます。
緑色をした枝に墨をつけた筆をすっと走らせたような模様があることから、クロモジ (黒文字) という名がついたそうです。
「枝ぶりもとても格好良いでしょう?」と先生に言われて、納得。
しばらくうっとりと眺めてしまいました。
美しいカーヴを描いているのがおわかりいただけると思います。
To be continued.
しばらくうっとりと眺めてしまいました。
美しいカーヴを描いているのがおわかりいただけると思います。
To be continued.
2012年10月15日
アケボノソウ
大した特徴の無いただの小さな白い花?
そうではありませんでした。
「どうぞ、近づいて見てください。美しいでしょう。わたしは、この花の色形は秋の山野草の中でも十本の指に入ると思っています。」
森歩きの講師の先生に促されて、花の前にしゃがんで顔を近くに持っていき目をこらした僕ら。
「あっ!」
思わず僕は声をあげました。

なんと美しい花なのでしょうか。
この花は人の手によって作られたものではないのです。
山の中に自然と存在する花なのです。
今の仕事上、少しは草花について知っていないと話にならないのに
「山野草なんて今から覚えられるだろうか?」
とか
「地味な色形の草花に興味が持てるだろうか?」
などと思っていたのですが、この花を見て一気に不安が消し飛びました。
To be continued.
この花は人の手によって作られたものではないのです。
山の中に自然と存在する花なのです。
今の仕事上、少しは草花について知っていないと話にならないのに
「山野草なんて今から覚えられるだろうか?」
とか
「地味な色形の草花に興味が持てるだろうか?」
などと思っていたのですが、この花を見て一気に不安が消し飛びました。
To be continued.
2012年10月15日
葛、棈、漆
葛、棈、漆
・・・何と読むでしょう?
二番目の字は、ちょっと難しいかもしれませんね。
正解は
くず、あべまき、うるし、です。
あべまきという漢字が表示されない方はこちら↓をご覧ください。こんな字です。

前回の記事からのつづきです。
森歩きの講座に参加した僕。
今回が三回目。
最終回でした。
登ったのは黍生(きびゅう)山。
短い時間で登れる374メートル程度の標高なのですが、山頂からの眺めがとても良い山なのです。
(岩の上にたたずんでいるのは、森歩きの講師の先生。)
葛の葉は、子供の頃、夏に川で泳ぐときに水中めがねの曇り止めによく使いました。
あべまきの木。
今回他の木との見分け方を覚えました。
触ってはいけません。
そう、これは漆です。
今年は10月になっても気温が高いままでしたが、それでも少しずつ、森は秋の気配を醸し出していました。
To be continued.
2012年10月14日
山頂おにぎり (黍生山にて)
今回の記事は山頂おにぎりシリーズのその2。
登ったのは、黍生(きびゅう)山。
わずか374メートルほどの高さなのですが、いや、驚きました。
身近な場所にこんなに良い山があったなんて。
知りませんでした。



登ったのは、黍生(きびゅう)山。
わずか374メートルほどの高さなのですが、いや、驚きました。
身近な場所にこんなに良い山があったなんて。
知りませんでした。
(双眼鏡を構えているのは森歩きの講師の先生です。)
とても満足したのでその旨記帳してまいりました。
もしあなたが登られたときには、ぜひノートをめくってみてくださいね。
なお今回は短い道のりだったので、ノルディックウォーキングのポールを握って登りました。
詳しいことは次回以降の記事に書きますね。
お楽しみに。
もしあなたが登られたときには、ぜひノートをめくってみてくださいね。
なお今回は短い道のりだったので、ノルディックウォーキングのポールを握って登りました。
詳しいことは次回以降の記事に書きますね。
お楽しみに。
タグ :黍生山
2012年10月02日
コメツガ、トウヒ、ウラジロモミ、ソラビソ
マイヅルソウ
ネコシデ
ホツツジ
フクオウソウ
ミヤマザクラ
マイヅルソウ
イタヤカエデ
マルバイチヤクソウ
ハナイカリ
タンナサワフタギ
ウスギョウラク
コハクウンボク
イワガラミ
バイカツツジ
オオカメノキ
コミネカエデ
ハウチワカエデ
アサノハカエデ
ウラジロモミ
コメツガ
トウヒ
ミヤマアオダモ
キタゴヨウ
チヨウセンゴヨウ
ノコンギク
ゴマナ
キリンソウ
オトコエシ
シラカバ
ホソバノヤマハハコ
ウダイカンバ
アクシバ
イヌブナ
これらは先日の森歩き、というか山歩きにて、メモに書きとめた樹木や植物の名前です。
どれがどれなのか、ということについては・・・どうか僕に聞かないでください。
どれがどれなのか、ということについては・・・どうか僕に聞かないでください。
講師の先生が足を止めて説明してくださったその時々には、もちろん覚えていたのですけど。
時間が経つともう駄目、です。
時間が経つともう駄目、です。
今回のように標高約1,100メートルから約1,900メートルの間を歩いてゆくと、木々や草花の種類がどんどん変化してゆくのだそうです。
針葉樹ならば、コメツガ、トウヒから始まり、ウラジロモミ、そしてシラビソへ。
しかし。
僕はそれらを順に見ていったはずなのですが、いまとなってはどれがどれやら、といった感じ。
何度も見て、書きとめて、調べて、そして頭にしっかり叩きこんで、一所懸命に覚えるしかないようです。
針葉樹ならば、コメツガ、トウヒから始まり、ウラジロモミ、そしてシラビソへ。
しかし。
僕はそれらを順に見ていったはずなのですが、いまとなってはどれがどれやら、といった感じ。
何度も見て、書きとめて、調べて、そして頭にしっかり叩きこんで、一所懸命に覚えるしかないようです。