2012年11月26日
森でいただく豚汁は#2
写真を眺めていたら、あのときの美味しさを思い出してお腹が空いてきました。
ということで、具だくさん豚汁の写真を再び掲載。
この季節の森の中でいただく温かい豚汁は最高のご馳走でした。
前の前の記事にてちらりと触れましたが、この日の僕らは森の中にてひたすら竹を伐採して片づける作業を行いました。
(具だくさん豚汁はお昼ごはんのときに振る舞われたもの。持参のおにぎりは食べる頃には外気で冷たくなっていたので、ありがたかったです。)
僕の実家にほど近いところにある山の山頂にこの地域では珍しい木が二本だけ生えているのですが、人の手が入らなくなって久しいため周りが竹に覆われて鬱蒼としてしまったのです。
木の周りに陽が射すようにするため、三年前から有志の面々が立ちあがりボランティア活動にて竹を処理していらっしゃるのですが、縁あって僕も今回から一員に加わることになりました。
なかなか大変な作業である
結構重労働である
インターネット経由で過去の作業レポートを拝見したり、過去に参加した方から経験談を少々聞いて、それなりに覚悟をしていったのですが・・・想像以上の過酷さでありました!
しかしみなさん、本当に、本当によく働くのです。むしろそのことの方に驚きました。
ということで、具だくさん豚汁の写真を再び掲載。
この季節の森の中でいただく温かい豚汁は最高のご馳走でした。
前の前の記事にてちらりと触れましたが、この日の僕らは森の中にてひたすら竹を伐採して片づける作業を行いました。
(具だくさん豚汁はお昼ごはんのときに振る舞われたもの。持参のおにぎりは食べる頃には外気で冷たくなっていたので、ありがたかったです。)
僕の実家にほど近いところにある山の山頂にこの地域では珍しい木が二本だけ生えているのですが、人の手が入らなくなって久しいため周りが竹に覆われて鬱蒼としてしまったのです。
木の周りに陽が射すようにするため、三年前から有志の面々が立ちあがりボランティア活動にて竹を処理していらっしゃるのですが、縁あって僕も今回から一員に加わることになりました。
なかなか大変な作業である
結構重労働である
インターネット経由で過去の作業レポートを拝見したり、過去に参加した方から経験談を少々聞いて、それなりに覚悟をしていったのですが・・・想像以上の過酷さでありました!
しかしみなさん、本当に、本当によく働くのです。むしろそのことの方に驚きました。

縁あって、と書きましたがどんな縁なのかと言うと、そもそもは恥ずかしがり屋の僕(!)が意を決して森を歩く講座に参加したことに始まります。
三回あった講座のうちの初回が今回登った山だったのですが、ご一緒した方から
「あら、このあたりのご出身の方ですか。それは、それは。あっ、そうそう、わたしたちの中の何人かは11月に竹を切りに再びここに登りますよ。」
と教えていただいたのです。
このとき僕はとても驚きました。
なぜなら、たまたま去年、インターネットでその様子を拝見していたからです。
「ああ、この方たちがそうなのか・・・」
口には出しませんでしたが、幸運な出会いに感謝した次第です。
森を歩く講座にどうして参加したのかについては以前の記事で書きましたので、こちらとこちらをご覧下さい。
山育ちなのに木々や植物のことをまったく知らないし、草刈機なんて去年まで触ったことも無かった有様なので、職場では「ほんとにおぼっちゃまだねぇ」と何だか頭にくる例えにてからかわれておりますが、まあそんなことはできるだけ気にせずに、次回参加するであろう講座までに地味に愚直にお勉強を重ねる日々なのでした。
三回あった講座のうちの初回が今回登った山だったのですが、ご一緒した方から
「あら、このあたりのご出身の方ですか。それは、それは。あっ、そうそう、わたしたちの中の何人かは11月に竹を切りに再びここに登りますよ。」
と教えていただいたのです。
このとき僕はとても驚きました。
なぜなら、たまたま去年、インターネットでその様子を拝見していたからです。
「ああ、この方たちがそうなのか・・・」
口には出しませんでしたが、幸運な出会いに感謝した次第です。
森を歩く講座にどうして参加したのかについては以前の記事で書きましたので、こちらとこちらをご覧下さい。
山育ちなのに木々や植物のことをまったく知らないし、草刈機なんて去年まで触ったことも無かった有様なので、職場では「ほんとにおぼっちゃまだねぇ」と何だか頭にくる例えにてからかわれておりますが、まあそんなことはできるだけ気にせずに、次回参加するであろう講座までに地味に愚直にお勉強を重ねる日々なのでした。

森を歩く講座にエントリーした理由について書いた記事には書きませんでしたが、 Nordic Walking を始めるきっかけとなった三年前の北欧旅行は、今思えば僕の野山への興味、感心を喚起させるものでした。
特にフィンランドは、森と寄りそって、森に抱かれて暮らしている人々がたくさんいる国である、という印象を強く持ちあこがれの国となったのです。
帰国してすぐは (すっかりあちらの国々に魅了されてしまった僕だったので) 日本と北欧の国々の有様のあまりの違いに目まいを覚えるほどで、以前にましてますます自身の実家近くの野山になど魅力を何ら感じなくなったのですが、それでも時間経過とともに少しずつ、手が届く距離になかなか豊かな自然があるじゃないか、と気づき始めました。
そしてもうひとつ。
昨年の3月11日から続くあの出来事。
僕はあの件についてこのブログにおいては枝葉のことや知り合いのことしか書いておりませんが、あれは僕らの価値観を変える出来事でした。
我々は長く生きれば生きるほど、生と死の意味を考え続けることになります。
しかし僕の場合は、たとえば身近な人が亡くなったときとか、何かわかりやすいきっかけがあって宗教・信仰とは何かについてふと考えたりしたときとか、そういうタイミングでしか自分はどう生きるべきか、ということについて今まで深く考えたりしてこなかったのですが、情けないことにこの歳になって、そしてあんな出来事を知るに至って、そこでようやくいろいろなことに気づき始めたのでした。
気づきの結果が、思いきった転職であり、Nordic Walking Movement の活動であり、北岡先生とともに森を歩く講座への参加や不思議な縁がつづく今回のボランティア活動への参加、三河中山間地域で安心して暮らし続けるための健康ネットワーク研究会への参加、そして Nordic Walking Movement に続きこれから自ら立ちあげる山里センチメンツのプロジェクトなのでした。
「あっ、何だか総括っぽいぞ、まとめてるぞ、いよいよこのブログも最終回か!?」
そう思われた方。
ハズレです。
まだまだ続きます。
今回のボランティア活動をアテンドしてくださった方宛てにメールを送ったところ、早速返信していただきまして (おっちょこちょいの僕が、竹伐採に使用した枝切り鋏を解散場所まで乗せてもらったその方の車のトランクの中に置き忘れたことから始まったメールやりとりなのでした!) このブログを読んでくださる旨や今回参加した方々や関係者の方々にこのブログのURLをシェアして下さる旨などが書かれていたのです。
そんなわけで、初めてご覧になる方向けに今回はこんな感じで文中に過去の記事へのリンクを多用する形としてみました。
ちなみに今年の夏の時点でも似たような記事を書いております。このときもたぶん誰かが新たに読んで下さることになりこんな体裁で書いたのだと記憶しております。
(ここまで読まれて「何だかごちゃごちゃして変なブログだな、よくわからないな」 と思われた方へ。Q&Aと題した記事をいくつか書いておりますのでぜひご参照くださいませ。)
次回の記事では、今回の竹切りの様子をもう少しだけ書きます。
作業は大変だったけれど、ぜひまた参加したい!と思えたのは、参加者のみなさんのお人柄がとても素晴らしかったから。
そのあたりの話を中心に、駄文で大変恐縮ですがせっせせっせと書きたいと思っています。
お楽しみに。
あ、それと参加された方々にいくつかお詫びしなければならないこともありました。
それも含めて、書きます。
To be continued.
特にフィンランドは、森と寄りそって、森に抱かれて暮らしている人々がたくさんいる国である、という印象を強く持ちあこがれの国となったのです。
帰国してすぐは (すっかりあちらの国々に魅了されてしまった僕だったので) 日本と北欧の国々の有様のあまりの違いに目まいを覚えるほどで、以前にましてますます自身の実家近くの野山になど魅力を何ら感じなくなったのですが、それでも時間経過とともに少しずつ、手が届く距離になかなか豊かな自然があるじゃないか、と気づき始めました。
そしてもうひとつ。
昨年の3月11日から続くあの出来事。
僕はあの件についてこのブログにおいては枝葉のことや知り合いのことしか書いておりませんが、あれは僕らの価値観を変える出来事でした。
我々は長く生きれば生きるほど、生と死の意味を考え続けることになります。
しかし僕の場合は、たとえば身近な人が亡くなったときとか、何かわかりやすいきっかけがあって宗教・信仰とは何かについてふと考えたりしたときとか、そういうタイミングでしか自分はどう生きるべきか、ということについて今まで深く考えたりしてこなかったのですが、情けないことにこの歳になって、そしてあんな出来事を知るに至って、そこでようやくいろいろなことに気づき始めたのでした。
気づきの結果が、思いきった転職であり、Nordic Walking Movement の活動であり、北岡先生とともに森を歩く講座への参加や不思議な縁がつづく今回のボランティア活動への参加、三河中山間地域で安心して暮らし続けるための健康ネットワーク研究会への参加、そして Nordic Walking Movement に続きこれから自ら立ちあげる山里センチメンツのプロジェクトなのでした。
「あっ、何だか総括っぽいぞ、まとめてるぞ、いよいよこのブログも最終回か!?」
そう思われた方。
ハズレです。
まだまだ続きます。
今回のボランティア活動をアテンドしてくださった方宛てにメールを送ったところ、早速返信していただきまして (おっちょこちょいの僕が、竹伐採に使用した枝切り鋏を解散場所まで乗せてもらったその方の車のトランクの中に置き忘れたことから始まったメールやりとりなのでした!) このブログを読んでくださる旨や今回参加した方々や関係者の方々にこのブログのURLをシェアして下さる旨などが書かれていたのです。
そんなわけで、初めてご覧になる方向けに今回はこんな感じで文中に過去の記事へのリンクを多用する形としてみました。
ちなみに今年の夏の時点でも似たような記事を書いております。このときもたぶん誰かが新たに読んで下さることになりこんな体裁で書いたのだと記憶しております。
(ここまで読まれて「何だかごちゃごちゃして変なブログだな、よくわからないな」 と思われた方へ。Q&Aと題した記事をいくつか書いておりますのでぜひご参照くださいませ。)
次回の記事では、今回の竹切りの様子をもう少しだけ書きます。
作業は大変だったけれど、ぜひまた参加したい!と思えたのは、参加者のみなさんのお人柄がとても素晴らしかったから。
そのあたりの話を中心に、駄文で大変恐縮ですがせっせせっせと書きたいと思っています。
お楽しみに。
あ、それと参加された方々にいくつかお詫びしなければならないこともありました。
それも含めて、書きます。
To be continued.
Posted by Toyota Nordic Walking Movement
at 17:00
│森にて