2013年02月28日
おかえり、フィアット
以前の記事で「さらば、フィアット」と書いたことをみなさんご記憶でしょうか。
エンジン載せかえのためやむなくしばしお別れしていたのですが、戻ってまいりました。
エンジン載せかえのためやむなくしばしお別れしていたのですが、戻ってまいりました。
以下の写真は、駄目になったエンジン。
(代わりのエンジンは、遥々イタリアから飛行機で届きました。現在慣らし運転中。)
(代わりのエンジンは、遥々イタリアから飛行機で届きました。現在慣らし運転中。)
割れたオイルパン・・・。
ここから一気にオイルがすべて漏れたためエンジンが壊れてしまったのです。
このエンジンは、絶好調でした。
新しいエンジンも時間をかけてつきあえば、きっと絶好調となることでしょう。
ここから一気にオイルがすべて漏れたためエンジンが壊れてしまったのです。
このエンジンは、絶好調でした。
新しいエンジンも時間をかけてつきあえば、きっと絶好調となることでしょう。
2013年01月09日
さらば、フィアット



最終回でもないのに、まるで最終回を思わせるようなタイトルがついている回があったり。
テレビ番組などでありがちなインパクト狙いのちょっとせこい手法。
この記事のタイトルもそれと同じ。
走行中にオイルパンが割れて、エンジンオイルがすべて漏れました。
オイルが無くなったまま回ってしまったエンジンは焼きついてしまい、僕のフィアット500 は動かせなくなりました。
廃車にするか修理するか。
悩むことはありませんでした。
手に入れたのは昨年の一月。
乗り始めて一年経ったところ。
それにとても気に入っているのです。
エンジンを新しいものに載せかえることになりますから、かかる費用はなかなかのもの。
もちろん保険を使いますが、保険料は上がり、等級は下がることでしょう。
でもまあ仕方ありません。
さばさば、しています。
フィアット500が悪いわけでもなく、僕の運転の仕方が悪かったわけでもなく。
ただこの日の僕の運が悪かっただけ。
僕の体に何ら異変は無く、誰かを巻き込んだり車以外の物を壊すこともなかったし、それにエンジンが壊れたのは昨年末のことであって、今年の出来事ではないのです。
エンジンは絶好調でした。
新しいエンジンも、時間をかけてつきあえばきっと絶好調となることでしょう。
テレビ番組などでありがちなインパクト狙いのちょっとせこい手法。
この記事のタイトルもそれと同じ。
走行中にオイルパンが割れて、エンジンオイルがすべて漏れました。
オイルが無くなったまま回ってしまったエンジンは焼きついてしまい、僕のフィアット500 は動かせなくなりました。
廃車にするか修理するか。
悩むことはありませんでした。
手に入れたのは昨年の一月。
乗り始めて一年経ったところ。
それにとても気に入っているのです。
エンジンを新しいものに載せかえることになりますから、かかる費用はなかなかのもの。
もちろん保険を使いますが、保険料は上がり、等級は下がることでしょう。
でもまあ仕方ありません。
さばさば、しています。
フィアット500が悪いわけでもなく、僕の運転の仕方が悪かったわけでもなく。
ただこの日の僕の運が悪かっただけ。
僕の体に何ら異変は無く、誰かを巻き込んだり車以外の物を壊すこともなかったし、それにエンジンが壊れたのは昨年末のことであって、今年の出来事ではないのです。
エンジンは絶好調でした。
新しいエンジンも、時間をかけてつきあえばきっと絶好調となることでしょう。
2012年12月23日
カレンダー
来月で購入してから一年が経過する僕の愛車。
「本当に欲しいと思う車を買って、良かった」
僕は心の底からそう感じています。
いろいろありましたがそれでも毎日とても楽しく乗ることが出来たのは、せっせとメンテナンスをしてくれたディーラースタッフさんたちのおかげであります。
この日は12か月点検ということで、ディーラーさんに車を持ち込み、時間をかけてチェックをしてもらいました。
これらの写真は、そのときに撮ったもの。


来年のカレンダーをいただけることになり、僕が「もらっているところを撮った写真をブログに載せたい」旨を話したら、ノリの良いお二人は、この通り。
楽しい贈呈式兼撮影会となりました。
楽しい贈呈式兼撮影会となりました。



ちなみに彼女は、フィアット・アルファロメオ・アバルトの正規ディーラーとして来年早々に名古屋市天白区に誕生する「フィアット・アルファロメオ天白」「アバルト名古屋天白」のオープニングスタッフとして活躍する予定とのこと。
彼女の接遇は、素晴らしいのです。
東京の青山にある FIAT CAFFÉ からやってきた人に違いない、と思ってしまったぐらい、とても洗練されていました。
きっちりトレーニングを積まれたに違いありません。
これまでかなりのお勉強とたゆまぬ努力をされてきたのでしょう。
1月からの新しいお仕事もその調子でがんばってくださいね。
応援してします。
※この日ディーラーさんへの行き帰りに車中で聴いたアルバムは、こちら。
・Liz Phair / Somebody's Miracle
・My Bloody Valentine / Loveless
彼女の接遇は、素晴らしいのです。
東京の青山にある FIAT CAFFÉ からやってきた人に違いない、と思ってしまったぐらい、とても洗練されていました。
きっちりトレーニングを積まれたに違いありません。
これまでかなりのお勉強とたゆまぬ努力をされてきたのでしょう。
1月からの新しいお仕事もその調子でがんばってくださいね。
応援してします。
※この日ディーラーさんへの行き帰りに車中で聴いたアルバムは、こちら。
・Liz Phair / Somebody's Miracle
・My Bloody Valentine / Loveless
2012年07月24日
すれちがう
すれちがうらしいのです。
「朝、たまに見かけるよ。」
とか
「帰りにすれちがうときがあるよ。」
と何人かの友人や知り合いの方たちから言われるのですが、僕の方は気づかないことがほとんど。
どうやらこの車、発見しやすいようです。
最近はこの界隈でもだいぶ数が増えてきましたが、ミニなどと比べたらまだまだ。
その分、僕だと特定されやすいようなのです。
(この車に乗っているときに悪いことなど一切できません!)
そんな折、先般ついに5速マニュアルトランスミッションを搭載した TWINAIR が発売されました。
これでお仲間がぐっと増えることでしょう。
ところでわがまちに Fiat 500 ファンの集いはあるのでしょうか。あるのであればぜひ、足を運びたいです。
(ちょっと調べてみることにします。)
タグ :Fiat 500 TWINAIR
2012年06月11日
TwinAir






破損により目も当てられない状態だった前輪の後ろ部分は元通りに。
デザインを大事にしているFiat本社からその腕にお墨付きをいただいているベテラン職人さんたちによるもの。
また、同じく破損していた車体底部のカウルは、船便にてイタリアから届いた新品に交換されました。
デザインを大事にしているFiat本社からその腕にお墨付きをいただいているベテラン職人さんたちによるもの。
また、同じく破損していた車体底部のカウルは、船便にてイタリアから届いた新品に交換されました。


エンジンも絶好調。
さらに、修理から戻ってきて数日してから何だか"当たり"みたいなのが出始めたようで、走りが明らかに変わってきました!
そのあたりのこと、詳しくはまた!
さらに、修理から戻ってきて数日してから何だか"当たり"みたいなのが出始めたようで、走りが明らかに変わってきました!
そのあたりのこと、詳しくはまた!
2012年06月03日
temporary use
2012年05月01日
temporary use
僕の TwinAir は一ケ月弱のあいだ傷ついたままでしたが、ようやく入院できることになり、昨日代車に乗り換えました。
Punto Evo の予定が変更となり、Fiat500 1.4 LOUNGE に。
TwinAir を買うとき、この色も良いな、と思っていたので、嬉しかったです。
本件について詳しくはまた。
タグ :Fiat500
2012年04月28日
代車がきます
思いもよらぬことで怪我をしてしまったわが家のFiat500TwinAir。
ディーラーさんより本日、修理の手筈が整った旨の連絡がありました。
月末より入庫。しばしのお別れです。
がんばれ、Fiat500。
代車はPUNTO EVO (プントエボ)とのこと。
ディーラーさんより本日、修理の手筈が整った旨の連絡がありました。
月末より入庫。しばしのお別れです。
がんばれ、Fiat500。
代車はPUNTO EVO (プントエボ)とのこと。
タグ :Fiat500TwinAir
2012年04月16日
Fiat500が大怪我を負ってしまいました!
破壊される前にたまたま撮っていた写真の、一部分。
・・・ペケ印、バッテン印に見えなくもありません。
・・・とても暗示的であります。
・・・とても暗示的であります。


">(※通勤にて山道を走るので、すぐにこんな感じに。汚くて恐縮です。)
今月の初め、とあるお店にてスタッドレスタイヤからノーマルタイヤへの交換作業を依頼したのですが、そこの店員さんがリフトで車を持ち上げるときに大失敗してしまい、左右の前輪の後ろあたりが破損したのです。
あああ、痛そう・・・。
可哀想な僕の Fiat500。
わが家にやってきてまだ3カ月しか経っていないのです・・・。
悔しくて、悲しくて・・・。
修理の体制が整うまでまだあと数日はこのまま乗らねばなりません。
縁石に乗り上げたかのような傷をボディーの左右に持つFiat500TwinAir が走っているのを見かけても、どうか笑わないでくださいね。
あああ、痛そう・・・。
可哀想な僕の Fiat500。
わが家にやってきてまだ3カ月しか経っていないのです・・・。
悔しくて、悲しくて・・・。
修理の体制が整うまでまだあと数日はこのまま乗らねばなりません。
縁石に乗り上げたかのような傷をボディーの左右に持つFiat500TwinAir が走っているのを見かけても、どうか笑わないでくださいね。
2012年03月27日
田舎ウインカー
Q1. あなたが車で田舎の山道を走っているとき、前を行く車のスピードが遅いとイライラしたことがありますか?
Q2. イライラしながら後を走っていたら、前の車が左にウインカーを出したので、追い抜いて先に行ってくれ、という合図だと思い、追い越しをしようとしたことがありますか?
(田舎道だから、とナメてかかって、追い越し禁止車線で追い越しをした方については、ここで質問は終わりです。どうぞ、速やかにお帰りください。)
Q3. 追い越しをしようと右に膨らんだら、前の車のウインカーは追い越せという意味ではなくこれから道路を左折するという本来の意味の合図だったため、ブレーキをかけて速度を落とし左折を始めた車の後部とあなたの車が接触しそうになったことがありますか?
Q4. 間一髪、接触を免れたあなたがバックミラーで確認すると、とても脇道があるように思えない場所に左折した車が入っていきます。なんでそんなところに道路や家があるんだよ!?と、その光景を見ながら車内で罵声を放ち怒ったことがありますか?
Q5. 追い越しをして良いという合図だろうと後続車から間違われて追い越しされるといういつもの危険なパターンを避けるため、それまで法定速度を守って走っていたのに、左折したい場所の手前から急に速度を上げて後ろの車を引き離し、直前で左折ウインカーを短く出して急ハンドルにて左折したことがありますか?
Q6. ノロノロ運転だった前の車がようやく速度をあげたので思いっきり加速して距離を詰めて後ろについたら、急に左折ウインカーを出され急ブレーキを踏まれたため、かなりあせったことがありますか?
タグ :Fiat500TwinAir
2012年03月07日
Driving
今日は休日。
家でグデグデしようと思っていたのですが、職場の敷地内でスタッフ共用にて使っている車のキーが、僕のズボンのポケットからチャリンと転げ落ちました。
・・・うう。
スペアキーがあるのはわかっているけれど・・・
愛車 Fiat500 TwinAir は定期点検を終えオイル交換を済ましたばかり。
曇り空ではありましたが寒さは厳しくなく、雪や雨は降っていません。
奥さんに、「キーを戻しに行きがてらドライヴしてくるよ」、と告げて、朝7時過ぎに家を出ました。
以下は今日、Fiat とともに訪れた行き先の一覧です。
走行距離は、一般道ばかりで何と140km!
かっこの中は目的と、会って談笑などした方たちについて。
詳しくは、これ以降の記事にて写真を付けて綴っていこうと思っていますが、まずは一日の流れを簡単に書きだしてみます。
では時間軸に沿って、どうぞ。
9:00 頃~
岐阜県恵那市串原の郵便局
(通りかかったらちょうどオープン。奥さんに頼まれた振り込みを済まし、矢作ダムの周りをしばし走ったのち、小渡町へ。)
9:30 頃~
豊田市旭支所そばのサークルKさん
(飲み物を買いに。ここはロードバイクに乗る方々が休憩される場所として有名。茶臼山女子部の皆さまに遭遇。とても恰好良い方々ばかりだったので、ブログにのせたい旨を告げお写真を撮らせていただきました。この方たちのことは次の記事にて書きます。)
9:40 頃~
豊田市旭支所交流館
(豊田市に併合される前の旭町の歴史が書かれた書籍類を読みに。土日のみオープンする資料館に多くの資料を移してしまわれたとのことでしたが、当時発行されていた広報旭という月刊冊子をまとめた記念誌ならあるとのことで、それをじっくり読ませていただきました。お名前、わかりませんでしたが丁寧にご案内いただいた女性職員の方、どうもありがとうございました。)
10:40 頃~
再び旭支所のそばのサークルKさん
(今度は男性三人のロードバイク乗りの方々と遭遇。またまた写真を撮らせてもらいました。休憩中のところ、ありがとうございました。こちらも茶臼山女子部のみなさんとともに記事にさせていただきます。なおサークルKの方には駐車場で写真を撮らせていただく旨、あらかじめ許可をとりました。)
11:00 頃~
笹戸温泉の清山荘さん
(コーヒーを飲むつもりで入ったけれど、結局お昼ご飯をいただきました。お店の方と短い時間でしたが楽しくお話できました。お許しをいただいたので近日中に別途、お店の写真つき記事をアップします。)
11:50 頃~
笹戸温泉のとうふやさん
(ノンアポだったのに、支配人さんが快く相手をしてださいました。今日は僕の話ばかりになりましたが、次回訪問時には詳しく取材をさせていただくつもりです。実はとうふやさんは、僕のもうひとつの活動である山里センチメンツの取材候補であります。しかし今日は突然の訪問にて自己紹介まで。センチメンツの件まではお話ししませんでした。)
12:15 頃~
豊岡の豊岡屋さん
(こちらのお店の前にある自販機には復刻版森永ミルクココアがあるのでゲット。しかし今日は飲みません。買っただけ。ちなみに息子さんは僕の友人です。)
12:30 頃~
足助町内
(近くに住みながら未体験の中馬のおひなさんというイヴェントを見るために立ち寄り。ここで楽しく話をした方たちは次のとおり。
⇒「空」など、地元のお酒についていろいろ教えていただいた村定酒店さん、
中馬のおひなさんのポスターを毎年描いていらっしゃる岡崎市にある工房スカラベの柄澤さん、
一般のご家庭ながらおひなさまを公開していらっしゃった柘植さん、
もち花を買いに立ち寄った金原生花さん、
お店の奥にてお茶と桜餅に苺が入った「いちごびな」をいただいた両口屋さん、
シシコロッケをいただいた井筒亀さん、
やはりお店の奥にて美味しいお抹茶をいただいた、かねさん茶舗さん、
関東煮をいただいたこまやさん。こちらのおばさま、僕の出身高校の一期生だとわかりびっくり。大先輩でした。
いずれも、後日あらためて記事にします。)
16:00 頃~
うなぎの川安
(おひなさん散策にて上記のようにいろいろ飲んで食べましたが、良い香りに誘われて、夕方の開店直後のお店に吸いこまれ、うな丼をいただきました。現在使われているお米のことを教えてもらいました。こちらについてもお許しをいただいたので後日新たな記事に写真付きで綴ることにします。)
17:30 頃
下山、香恋の里
(・・・に行くつもりが場所がよくわからずウロウロ。ナビでは支所付近を指し示してしましたが・・・。もちろんばっちり着いていたいたとしても時間が遅いので建物を遠巻きに見るだけに終わったことでしょう。下山界隈にまともに足を踏み入れるのは実は初めて。とても開けたところでびっくり。きれいなまちでした。やむなくあたりをぐるりと回ったのち、松平を抜けて帰宅。大合併で豊田市となった山間部の一般道を走り回った愛車 Fiat 500 TwinAir の本日の燃費はリッター約17.5kmでありました。ご苦労様。)
※今日のドライヴ中に車中で聴いた音楽はこちら。
Judee Sill / The Asylum Years
Elis Regina / In London
Felt / Me And A Monkey On The Moon
Donald Fagen / Morph The Cat
2012年03月07日
Fiat500 TwinAir





壊れてしまって修理をしているわけではなくて、定期点検を受けているところ。
(オイルetc・・・、なかなかの出費でした。)



これは、わが愛車。
Fiat500 TwinAir という名のイタリアの車です。
初めて見たとき、僕はこいつの丸っこくて愛らしいボディーの形に心を射抜かれたのでした。
デザインだけではありません。
エンジンは二気筒でターボ付き、排気量は875ccというちょっと変わった仕様。
イタリア人の素晴らしい美的感覚と遊び心、そしてこだわりが満載の車なのです。
(もしも走っているところを見かけたら、手を振ってくださいね!振り返します!)
ちなみに、後部座席にはいつもノルディックウォーキングのポールをのせています。
もちろん、いつでもどこでも歩けるように。
2012年02月26日
田舎ウインカー
ウインナーではありません。
ウインカー。
みなさんは"田舎ウインカー"をご存知ですか?
車に乗っている田舎の人が方向指示器、いわゆるウインカーをだすときに何か特別なことをするという話ではありません。
都会から田舎に車を走らせてきたひとたちは、県道や広域農道などで前をのろのろと制限速度で走っていた車が左折のウインカーを出すと、つい、先を行け、という意味だと思って追い越しをかけがちです。
この車はこれから左折します、という本来の意味でだされることの方が圧倒的に多いのですけど。
(意味がわからない人、手を上げてー。)
つまり田舎の道では都会の人が想像もしないような場所に、脇に入る道が存在するということ。
田舎の人は、この車はこれからここで本当に左折するのですよ、ということを後ろの車にわかってもらうために、後ろの車が驚かないように一苦労しているのです。
たとえば、左折したい場所に差し掛かる前にスピードを上げて車間距離を空け、左折したい場所で急遽スピードを落とし、左折直前のギリギリのタイミングでウインカーを出すようにするとか、ね。
でもなかなかうまくゆきません。
結果として、都会からきた車の人は
「なんだ?なんだ?本当にここで曲がるのかよ、あーびっくりした。抜かせって意味だと思って横をすり抜けたら、左折するんだもの」
と文句をたれるのでした。
2012年02月03日
こんな雪の日には
雪には参りましたね。
普段から備えておきたいところですが、山々に囲まれたわがまちでもこれほど降ることは稀。
年にほんの数回あるかないかのことですから、なかなか万全にはできません。
みなさんは大丈夫でしたか?
僕は車で通勤していますが、通常よりかなり早めに家を出ました。時間に余裕を持つことが雪対策の一つであることは言うまでもありません。
その次はタイヤ。
山間部を通過するので冬はスタッドレスを装着しています。滅多に出番がないのでタイヤをもうひとつ持つことは少々もったいない気がしますが・・・やむをえません。
そして雪の日に忘れてはならないと思うことがもうひとつ。
それはヘッドライトです。
朝だろうと昼間だろうと、グレーの雲が空を覆い、雪がチラチラと舞い始めたら迷いなく即座に点灯します。

これは僕が乗っている車のスピードメーター付近を写した写真。

こんなレイアウトなので、ヘッドライトの角度を変えるのはとても容易。
夜以外の時間帯に点灯するときは、普段より気持ち下に向けるようにしています。
僕が雪の日にヘッドライトを点灯するのは周りを明るく照らすためではなく、自分の車を他車(他者)に素早く認識してもらうためであることはおわかりいただけますね?
欧州へ旅行すると、車が昼間からヘッドライトを点灯している光景を目にします。
スモールランプではありません。通常のライトの方です。
初めてその光景を見たときはとても新鮮な気分でした。
たぶん15年ぐらい前・・・その当時日本でそんなことをしていたら、対向車から消し忘れと間違えられてパッシングされる時代でした。
最近ようやく、バスや運送会社の車以外でも、天候不順の際に昼間点灯するドライバーをたまに見かけるようになり、消し忘れと間違えられることも減ってきたので、小心者の僕も真似している次第。
北欧は天候の善し悪しに関係なく以前から昼間点灯が義務化されているとのことですし、EUもそれに近い状態だったところへ(昼間用ヘッドライトの開発も進み)いよいよ義務化がなされるという話を何かで読んだことがあります。
(もしかしたら既にそうなっているかもしれません。)
アラスカやカナダなどの北米地域も天候の具合によらず昼間点灯が恒例化していたと記憶しています。
車を輸出している大企業が多い日本ですから、ヘッドライトの仕様と関わる法律がそう遠くないうちに欧米と同じことになるでしょう。
このあたりでは、実行している方はまだまだ少ないようですが、降雪時走行では安全を確保するのにとても有効な手段なので、広まったら良いなと思っています。
欧州の高速道路や市街地で見た記憶が蘇ってきた方は、特に。
そう、"あの感じ"、です。
ぜひやってみてください。
もちろん、天気が良くて日差しが明るくても、とにかく外国の真似をして点灯しろ、ということではありませんよ。
あくまでも雪が降っている日の話、であります。
あ、書き忘れました。
僕の車のボティー色は、白です。
真っ白というほどではありませんが、ほぼ白。
ですから雪が降っているときや雪が積もっているときは、保護色になってしまいます。
だからヘッドライトをつけたくなるのです。
ちなみに、北海道など、雪がたくさん降る地域では白いコートがあまり売れないそうですよ。特にこどもや学生の私服用としては。なぜなら雪の中の白いコートはドライバーに発見されにくいから。北海道の何人かの人がそう言ってましたから、間違いありません。
とはいえ、僕がいずれ車を買い替えてボディーカラーを白以外の色にしたとしても、降雪時の点灯は間違いなく続けます。
どんな色の車でも降雪時は他車(他者)からの視認性が格段に落ちますから。
もうひとつ書き忘れたことが。
僕の車にスモールランプはついていません。
ですからとにかくバシッとライトをつけてしまうしかないのです。
「チマチマしたものはいらん!」というのが某欧州車メーカーの考え方なのでしょうか?
よって夜、「ここに停車しているのだよ」ということを知らせる必要があるとき、ヘッドライトを点灯するのが好ましくないケースでは即、ハザードです。
最初は戸惑いましたが、いまは妙にすがすがしくてすっきりした気分です。
奥ゆかしくきめ細かい性格の人が多い日本人にとってスモールランプは重宝するものです。僕自身も長年、他人が眩しくないようにとライトの付け方に気をつかってきました。この程度の暗さならまだスモールで我慢しようかな、なんて。
でも最近は、上記のようなヘッドライトの角度を調節できる仕様の車が増えたこともあり、皆が危険を確実に回避することの方をチョイスすべきなのではと思うようになりました。
特に郊外・山間部における降雪時の走行では、ヘッドライト点灯はそろそろ必須の要件かと。
もしかしたら欧州では周りがまだまだ明るかったとしても、スモールランプのみをつけて走行するのはいけない行為なのかもしれませんね。いま書いていて、だんだんそんな気がしてきました。
「夜でもないのにヘッドライトなんて・・・」
いまだにそう思われますか?
既成概念というのは恐ろしいもの。新しい試みをしようとせず習慣に固執することは、人間性の劣化を招きます。
過去の経験から得られた正解は、永遠ではありません。
時間が経ってしまった正解を見直すことを常に心がければ、自分の中に新たな風を入れることができるのですが、僕も含めて人はなかなか踏み切れませんよね。
どうやら歳をとればとるほどそうなるみたいです。
※なお、前を行く車が昼間にヘッドライトをつけていると、夜と違ってブレーキランプの点灯が目立たなくなるから余計に危険だ、と言う人もいるようですが、そういう人は天候が悪い日も車間距離を詰めて走っているのでしょうね。聞く耳を持ちたくありません。