2012年02月23日
かもめ食堂にて
ミーハーな僕らは、やはり足を向けてしまいました。
ここは、ヘルシンキを舞台とした映画「かもめ食堂」にて食堂のシーンが撮影されたレストランです。
北欧旅行に出発する前は、「フィンランドに行ってかもめ食堂はベタすぎるから、もし時間に余裕があったらフラリと行って外から店構えぐらいは見ておこうか」、なんてことを話していたのですが、港で開かれていた朝市を覗いたとき、とても大きなかもめが埠頭を悠々と歩いているのを見てから二人ともかもめ食堂にすごく行きたくなってきて、「せっかく近くまで来たのだからお店に入ってちゃんとご飯を食べよう」ということになりました。
僕は無難に白身魚のフライ、奥さんは果敢にトナカイのお肉のステーキを注文。
とても愛想の良いおばさまがにこやかにサーヴしてくださいました。
(店内での写真撮影はもちろんこの方に許可をとりました。写真を撮っていく日本人が多いのか、快くOKしてくださいましたよ。とはいえ、もしここに行かれたら、写真を撮りたい旨、店員さんにお声掛けされた方が良いと思います。)
トナカイのお肉は、僕は以前アラスカで食べたことがありましたが彼女は初めて。少々クセがあるので大丈夫かな?と心配しましたが、北欧らしくベリーのソースが添えられていたのでそれをお肉にたっぷりつけて、パクパク、パクパク。
ポテトも含めて全体に量が多かったので少々手伝いはしましたが、結局何も残すことなくペロリ。
その土地でよく食べられている食べ物は、馴染みがまったくないものであっても必ずチャレンジするわが妻は、素晴らしいスピリットの持ち主です。笑
2012年02月23日
別物です

たとえば茶道。
茶道が外国の地に紹介されるとき、そもそも茶道とは、茶の湯とはいったい何かということについて何ら語られることなく、そのうわべだけが伝えられてしまったとしたら?
たとえばノルディックウォーキング。
日本に紹介されるとき、とにかくわかりやすくして広めるためだとして即座に日本風にアレンジされてしまい、あのスポーツがそもそも持っている雰囲気とか、発祥の地がどんなところなのか、とか、どんな人々がどのように始めたのか、などということについての説明が大幅に省かれてしまったとしたら?
それらはたぶんもう、別物。
僕が Movement にてやりたいのは、"別物"にはしないこと、なのです。
2012年02月23日
HARADAYAさんにて




このあたりを、たまに歩いています。
この日はノルディックウォーキングをしに行ったわけではなく、奥さんと一緒に本を買いに。
僕は、暮らしの手帳社発行のエプロンメモの1と2を。
奥さんは近々お友達と京都に行くとのことで、そのためのガイドブックを二冊と、ナショナルジオグラフィック社発行の写真集二冊、買い求めました。
こちらの本屋さんにまだ行ったことがないという方はぜひどうぞ。
大型書店とは一味違う品揃えを楽しめますよ。
※お店の方の許可を得て看板等の撮影をさせていただきました。