2012年03月26日

ぶりお刺身 花山葵のおひたしのせ

ぶりお刺身 花山葵のおひたしのせ


ぶりお刺身 花山葵のおひたしのせ


ぶりお刺身 花山葵のおひたしのせ



刺身醤油はなし。
ぶりの切り身の上に、醤油、出汁、砂糖、お酢に漬けた花山葵のおひたしをちょこんとのせて。

とても美味しくいただくことができました。



思いついたのは、奥さん。
夕食を食べる直前にわが家に山葵がないことに気付き、ちょうど僕がこしらえていた花山葵のおひたしを使わない手は無い、と思ったようです。

この日、食料品を買いに立ち寄ったスーパーで静岡産花わさびが売られていたので、買い求めました。
実はこれまで花山葵なんてわが家では調理したことが無かったのですが、僕の職場の人が「花山葵は酒の肴に最高だよ、おひたしなら作るのは簡単だし。」と言っていたのを思い出して、わが家でもぜひこしらえてみようと思ったのです。

しかし・・・
インターネットでおひたしの作り方を検索したのですが、その手順は人によってまちまち。というかてんでバラバラ。何でこんなに違うの?という感想しか持ちえませんでした。
実家の母の携帯電話にメールし、作り方教えて、と聞きましたが、行きつけのカラオケ喫茶主催の歌の発表会の最中とかで忙しかったらしく、

・湯がく
・密封する
・好みで砂糖、醤油であえてね

こんな短文の返信のみ。

途方に暮れた僕は再びパソコンのキーを叩き、山葵農家の方が書かれたと思われるやり方を参考にしつつも、何だかんだで自己流にて挑戦してみました。
手順等は下記の通り。




タッパーに醤油+砂糖+お酢+お酒+出汁を入れて混ぜ合わせ、冷蔵庫で冷やしておく。
※調味料の全体量は、後で花山葵をそこに漬けたときに花山葵のすべてが液体に隠れると思われる量にする。

水洗いした花山葵を食べやすい長さにカットする。

ざるに少量の水を入れ、そこに塩ひとつまみ。
※塩は、湯がいたあとの花山葵の色を保つため。

水を沸騰させて、ざるに注ぐ。
※ざるにあらかじめ少量の水を入れておくのは、沸騰直後のお湯を入れてもすぐに温度が下がるようにするため。

そこに花山葵を入れて二分弱程度、放置。

ざるから花山葵を(よくお湯を切ってから)取り出し、食品保存密封袋に入れて手早く、かつ、よく揉む。
(この作業は、湯がいた花山葵が冷めないうちにモタモタせず一気に行う。)

調味料を入れておいたタッパーを冷蔵庫から出し、その中に花山葵を入れる。
(花山葵すべてが液体に浸り、空気に触れない状態とする。)

タッパーを冷凍庫に入れる。
(さらに一気に冷やすことで花山葵に味を染み込ませる。)

凍る前に取り出し、そのまま置いて室温に戻してからいただく。




思いつくままこんなやり方でこしらえてみたところ、風味良く、美味しくできました。
一晩漬けずに食べる方法はないかと思い、冷蔵庫+冷凍庫を用いました。
湯がいたのち出来る限り空気に触れないようにしたのは、山葵の辛味が空気中に飛んでしまわないようにするためです。


湯がいた花山葵からは、ブドウ果汁のような・・・グレープジュースのような・・・とても良い香りが立ちました。
色合も悪くありませんでした。
うまく湯がけた、ということでしょうか?

花山葵は五月ぐらいまでは手に入るようなので、さらに美味しいものを作るべく挑戦したいと思います。今回はスピード調理だったので次回はじっくりやってみたいところ。


















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Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 23:15 │食の備忘録



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