2012年09月11日

二度あることは三度あってはならない。





手を差し伸べることすらしない。
口ばかりで何もしようとしない。
はたまた、自身がまるでその場にいなかったことにしようとするかのようにそっと姿を消して逃げる。



そんな様子を実は冷静に観察している怪我人・・・。
負傷した本人の方が、周りの人たちよりも実はずっと冷静・・・。

もちろん、痛みがあっても意識がはっきりしている場合の話ですけどね。
そういうことって少なからずあると思うのです。

激痛と、怪我をしてしまったという焦燥感。
それらが引き金となることで、動物として本来備わっている五感の鋭さが研ぎ澄まされるのか・・・?
とにかくそういう時って、自分の周りの"ダメな人"とそうでない人を一瞬で選別できてしまったりするのです。

怪我人に向かって、今の体調はどうか?と頻繁に声をかけるだけでも良いのに。
励ますだけでも良いのに。
何かできることはないか、何をすべきか、を考えるだけでも良いのに。

何もできない人についてはもうやむなし、と思えますが、そんなときに保身ばかりを考えている人に対してはフツフツと怒りが湧きますね。
「あんたがここにいると余計に具合が悪くなる。さっさとどっかに消えなさい。」
そう言いたくなります。

騒ぎが収まったあとに、心無いことを言う人もいますね。
怪我をしたくてしたい人など、いないのに。
怪我した人の気持ちを逆撫でするような。
怪我した人をもっと落ち込ませるような。
本人に聞こえるように言うサディスティックな人がいます。
また、無意識で怪我人を傷つけるようなことを言ってしまう迂闊な人もいますね。
そういう人たち・・・人としてどうか、と思います。










そういう目に最近あったわけではないのです。
ふと昔のことを思い出しただけ。

なぜそういうことを思い出したかと言うと、実はまた刺されてしまったから。
前回刺されてから一週間も経っていないのに。
バカじゃねーの。と思われた方。
はい、そのとおりです。
注意不足なのです。

ただしちょっとだけ言い訳させてもらえれば、僕がそういうリスキーな場所に頻繁に足を運ぶ仕事をしているということ、ぐらいでしょうか。ビルの中のオフィスで働いているわけではなくて、主に野外で活動しているからです。

この時期の野山は大変危険だということがよくわかりました。
野山一年生(?)の僕としては、それがわかっただけでも収獲です。
まず数が多い。
蜂の数、のことです。
もちろんスズメバチたちもそう。
一年を通じて最も数が多くて、そしていずれも巣作りに必死。
故に攻撃性がかなり増しているため、こちらが何もしなければ何もしない・・・なんて言うのはとんだ誤解なのでした。
この季節の蜂に対してそんなのはとても甘い考えなのでした。
巣があるエリア、または巣を作っているエリアに侵入した段階で、アウトなのです。
鉄砲玉みたいなのが威嚇をするためにものすごいスピードで一直線にあなたに向かって飛んできます。
または、羽音も立てずにいつのまにかあなたの死角にぴゅっと忍び寄り、いつであなたをチクリとやれるように準備をしています。
何で気づかないの?と言われても・・・毎日野山を歩いていても、気づけないものは気づけないのです。
大きな巣が出来上がってしまえば気づけますが、建設中の巣はパッと見ではなかなか発見しづらいのです。

あなたや僕に残された選択肢は、迅速にその場から立ち去ること、だけ。
刺されずにそのエリアから脱出できるかどうかは運次第です。
(ただし黒い帽子や服を身に着けていたなら、無事に脱出できる確率は小さくなります。)

刺されてしまったら、先日の記事に書いたポイズンリムーバーを早めに用いるべきだと (実際に二度も使ってみた) 僕は思うのですが、やはりそれ以外の応急処置も迅速に的確に行うことと、念のため医療機関を受診することをおすすめします。
リムーバーはうまく使用できれば確かに効果があると思います。でも所詮は症状をさらに悪化させないためのとりあえず使用するグッズのひとつに過ぎせません。それをどうかお忘れなく。

ちなみに今回は、自分一人でリムーバーを使用しました。刺されたのは、左の背中の上部 だったためリムーバーを患部にうまくあてがうのに両手を使わざるを得ず、本来自分でピストンを扱うのは難しい場所だったのですが、そんな場所に対してどうやって使ったかというと、ピストン (の本来指で押す部分) を、飛び込んだ建物の壁に押し当てて、壁に向かって自分の体を移動させたのです。ラグビーやアメフトのタックルみたいな感じと言えばわかっていただけるでしょうか。
幸い、二回目となった今回も大事に至らずに済みました。
僕の体内には前回刺されたとき既にスズメバチの毒の抗体が出来たわけで、再び毒が回った今回は瞬時に少なからず免疫反応を起こしたはずですが、それは過剰なものではなくショック状態にはなりませんでした。
とはいえ、三度目以降でアナフィラキシーショックになることもありえるようなので (そうなったらもう救急車で運ばれるしかありませんし、エピペンでしか適切な応急処置ができないのですが)、体内に侵入する毒液を少しでも減らすことができるかもしれないポイズンリムーバーを、冬が訪れるまでの数ヶ月間、手放すことができません。

最後に、くどいようですが再度、ポイズンリムーバーの扱い方の注意点について書きます。
リムーバーで吸引した体液が先端のカップにのみ付着したならば、そのカップをしっかり洗浄して再利用したり別のカップを用いればリムーバーを再び用いることは可能ですが、それらの処置をしないのなら、使いまわしするのは危険です。
たとえば、肝炎などのウイルスに感染した人にリムーバーを用いた直後に同じリムーバーを別の人に用いたとしましょう。 (一度に複数の人がスズメバチに刺されることはそう珍しいことではありません。)
肝炎ウイルスが体液とともに付着していた場合、ウイルスが不活性化していなければ、蜂に刺された傷跡に前に使用した人の体液が触れることで感染の可能性が高まると思われます。
ウイルスが活性化していられるのは血液中に存在するときですが、リムーバー内に水分があって湿潤状態が保たれている場合、すぐに不活性化しない可能性があります。
また、カップを通り越してリムーバーの本体に水分が侵入してしまった場合は、(ピストンを押しこむことで特殊弁が働きリムーバー先端に陰圧状態を作り出すという) 吸引性能を保証できないので再度の使用はやめてほしい旨、取説に記載があります。






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