2013年01月21日

佐野元春


深夜に音楽を。
今宵お届けするのは、この曲です。







これ、とても良いビデオなのです。
初詣帰りの人たちや、たまたま通りかかった人たち。
朝の代々木公園で前触れなく撮影されたそう。
彼のことを全然知らない人たちが曲に乗って手拍子して体を揺らしているところが素晴らしいです。
それに今見ると、発売された当時(1985年)の時代の雰囲気がすごくよく伝わってきます。

高校の卒業文集には一人ずつ何かコメントを書かなければいけなかったのですが、僕は書くことが何も浮かばなかったので、何かの本に載っていたこの曲の歌詞をコピーして、それを切り取って原稿に貼りつけて、それでよし、とした記憶があります。

と言っても、この曲のシングルレコードは発売直後ぐらいにマンリン書店さんで買い求めていたぐらいで、その後擦り切れるほどの頻度でかなり愛聴していて、当時の僕のテーマソングのようなものになっていました。
(コピーした歌詞の下には直筆でそんなようなことを一応書いて添えたと思います。)
そう言えば、Style Council のShout to the top のパクりだと言う人たちもいましたが、僕はPaul Weller がこの曲を聴いたらニヤリ、と微笑んだあと、「よくやった!」と叫ぶんじゃないかな、と思います。

この曲が発売される前にリリースされた Visitors というアルバム(1984年発売)に僕は衝撃を受けて、やはり愛聴していました。
僕の上の世代の人たちにおいてはどうもそのアルバムが気に入らない人が多かったような印象があるのですが、僕はもうこれまでに聴いたことのないとても斬新なサウンドに身も心もやられちゃってました。
日本語でこんな風に歌えるんだ!、と聴くたびに驚いたものでした。





















  


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 00:00音の備忘録