2013年01月03日

南部鉄鍋ですき焼き




取り扱い説明書には、水沢、の文字。

水沢・・・岩手県・・・南部鉄器・・・南部盛栄堂・・・及源鋳造

「えっ!わが家に南部鉄器!?」



いつの間にか南部鉄器の鍋を買い求めていたうちの奥さん。
今夜のすき焼きはこれで作ります、とのこと。

僕にとって南部鉄器のすき焼き用鍋は長らくあこがれの存在でしたが、これまで何だかんだで購入には至りませんでした。
それがわが家の食卓に突如として現れたのです。

「一本とられた。」

そんな気分でした。











これらの写真はこの日のすき焼きの終盤の様子なのでいわゆる関東風すき焼きとなっていますが、奥さんも僕も関西風の焼き方で食べる方が好きなので、食べ始めはこういう感じではありませんでした。(食べるのに夢中で写真など撮る気にならなかったのです。)
僕は京都のあるお店でいただいた関西風すき焼きのお味が忘れられません。
そのお店の関西風すき焼きがとにかく美味しかったので、以来僕の中ですき焼きと言えば、関西風、となりました。










南部鉄器に話を戻して・・・。

岩手県は、思い出の地です。
以前の仕事にて、当時住んでいた東京から岩手に随分通いました。
その頃は東北地方に支店や営業所が無かったので、東京からフォローしていたのです。
東北新幹線に乗り、盛岡で下車して一泊か二泊、それを毎週。
そんな年もありました。
出張に行きはじめた当初は、売上がほとんど無い(昔はあった売上が消えてなくなっていた)というなかなか悲惨な状況下でのスタートでしたが、五年ほど通ううちに徐々に運にも恵まれて協力してくれる人が増えるとともに結果も出始め、次第に苦しい旅から楽しい旅へと印象が変わってゆきました。
特に岩手にはお世話になった人たちが大勢います。
時間さえとれれば是非岩手を訪れて、その方たちに会ってあらためてお礼を述べたり一緒に楽しく思い出を語りあいたいな、と思っています。






















  


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 11:00食の備忘録