There is no reception!
お正月はもう遠い昔・・・早いものでまもなく一月が終わります。
年初に、今年の目標のようなものを考えました。
こどもの頃は学校の先生に促されて嫌というほど目標を立てさせられましたよね。
廊下を走らない、とか家のお手伝いをする、とか、勉強を頑張る、とか。
自発的な目標ではなかったので、満足に達成できませんでしたが。
大人になった今は、誰に促されるわけでもなく自ら目標を立てます。
仕事のこと、家族にまつわること、趣味のこと、その他諸々。
実現・達成を目指して日々努力をすることは楽しいことですし、また、そういうことをしないと僕などたちまち駄目な人になってしまいそうで・・・。
ちなみに、僕の一月の目標達成率は、おおよそ7割といったところ。
7割になってしまったのは下記にまつわる目標の達成が不十分だったから、です。
山間部の携帯電話圏外地域を極力無くしてほしい、とかねてから思っていたのですが、人任せではなく自ら率先して動かねば、と思わざるをえないちょっと悲しい出来事を聞きました。
自動車の単独事故を起こした場所が、その運転者の方が使っている携帯の圏外地域だったため、意識が遠のくような怪我をしながらも懸命に助けを呼ぼうとしたのに、呼べなかったという話。
山間部であったため人や車がなかなか通らず、発見されるまでかなりの時間を要し、そのことがのちの治療に多大な影響をしかねない事態だったそう。
そういう場所にどうしても行かなければならないことがありうるということは、この地域に住んだり通ったりしている人なら理解いただけると思います。
そしてそういう場所は、道路や街灯の整備が行き届いていないことが多く、さらに携帯電話については最大手の携帯電話会社以外は圏外だったりまともに通話ができなかったりしがちなのでした。
「バカだね。携帯電話を変えればいいじゃん、そんなの使ってるからだよ」 とあなたは言いますか?
それは医学用語に置きかえれば、対症療法、というものです。
根本からは治せないけれど、いま発生している症状だけを緩和したり消したりする行為。
もちろん、対症療法は大事です。対症療法しか存在しない場合はそれをするしかありません。
でも携帯電話の件は、そうではありません。
強力な電磁波を発生させる基地局を安易にたくさん建設することは問題です。
基地局と基地局が近すぎて逆に電波状態が悪くなったり(最大手にその傾向が見られるようです)、近隣住民の健康問題も懸念されますから。
では山間部は?
家と家がかなり離れた距離にあるような山間部、基地局を建てても問題になりそうもない土地がある山間部では?
上記の問題よりも、採算の問題、つまりは優先順位で基地局がなかなか建てられないのだと想像します。
ではどうするか?
最近は各社とも、相談窓口の設置はもちろん、要請をすれば電波の調査をしてくれたり持ち運び・取り外しができる小さな簡易アンテナやインターネット回線を利用した電波状況改善機器を用意していたりと、様々な対策を用意してくれています。
ここでようやく僕の目標の話に戻るのですが、今月(一月)の目標のひとつとして、個人レベルで出来る限り、圏外地域を減らす働きかけを携帯電話会社にする、ということを掲げたのでした。
自分が持っている携帯の会社宛てには最初の、それも最低限のプッシュまではできましたけど、プッシュは強くなかったし、それ以外の会社は手つかずでしたので、減点しました。
このアクションは、来月も続けます。
われわれ、Toyota Nordic Walking Movement はいずれまちを飛び出し、山間部地域でも活動しますから、なおさらです。
みなさんの一月はいかがでしたか?
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