2015年09月24日

里山シンプル生活






この本を書いたご本人に、この連休中に開催された北三河芸農祭で初めてお会いして、ほんの少しですがお話をしました。

ご主人とは前に、やはりごく短い時間お話をしていて、今回はご主人が先に僕に気づいて下さり気さくに声をかけてもらいました。



ちなみに僕の両親とお二人は縁あって前から知り合いで、この本は実家にあったもの。

お会いしたのをきっかけにもう一度読んでみて、以前よりも書かれていることが腑に落ちました。

昔の暮らしをしているようで、未来の暮らしをしているのだな、とあらためて思いました。

タイトルどおりシンプルに綴られた、清々しさに満ちたとても良い本です。
ぜひご一読を。














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<お知らせ>

〜 山里センチメンツ が主催するテーマ・コミュニティー・ミーティング#4 〜【いじめとハラスメントを語り考えるミーティング 2015 足助】を10/30(金)に足助病院の講義室をお借りして開催することになりましたのでご案内させていただきます。

このミーティングはお住いの地域に関係なくどなたでも参加できます。

私たちは、いじめとハラスメントの予防をテーマとした地域を越えたひとの集まり(テーマ・コミュニティー)を作りたいと考えているからです。

講師の話の他にフリーディスカッションタイムもあります。お気軽にご参加下さいね。
またお知り合いに本情報をシェアいただけたら幸いです!

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◆日時
2015年10月30日 (金曜日) 10:00 ~12:00
(開場/受付 9:00 より)

◆ 場 所
足助病院 南棟 1F 講義室 〒444-2351 愛知県豊田市岩神町仲田 20 番地

◆ 主 催
山里センチメンツ
(代表 安藤 順)

◆ 協 力
三河中山間地域で安心して暮らし続けるための健康ネットワーク研究会
(会長 足助病院院長 早川富博氏)

◆参加費
資料代としておひとり100円

◆参加申し込み
下記のいずれかにメールを送って予約してください。
yamazatosentiments@gmail.com
anti.moral.harassment.project@gmail.com
(担当 安藤)
メールには、参加人数、氏名をご記入ください。
(併せて、テーマに関係したコメントを書いていただいても構いません。)


*第二回目である今回は、豊田市青少年相談センター(パルクとよた)より講師をお招きし、本年4月に発表されたばかりの『豊田市いじめ防止基本方針』を、いじめの予防的アプローチのヒントにすべく皆で学びます。

後半にはクエスチョンタイムと、リラックスムードでのフリーディスカッションタイムも設けます。

なおミーティングの冒頭には大人のハラスメント問題も含めた最新の話題を山里センチメンツスタッフが提供します。



◆スケジュール詳細
9:00
開場、受付開始

10:00〜10:15
◯あいさつ・趣旨説明 / 山里センチメンツ代表 安藤 順

10:15 〜10:45
◯豊田市いじめ防止基本方針についてのおはなし / 青少年相談センター(パルクとよた)指導主事 鈴木京子さん

10:45〜11:00
◯質疑応答

11:00〜11:50
◯座談会〜フリーディスカッション:いじめ予防にあたり私たちに何ができるか、などについて〜

11:50〜12:00
◯まとめ

*フライヤー(チラシ)や山里センチメンツの活動実績はこちらからご覧になれます。
https://www.dropbox.com/sh/iiu2pdb2curdmzp/AAAxYNwX5n2T5H9yKuMKnT-Ta?dl=0

*本件に関する記事はこちらのブログでもお読みいただけます。

Ameba
http://s.ameblo.jp/a-mh-project/

Yahoo
http://blogs.yahoo.co.jp/anti_moral_harassment_project/

excite
http://amhproject.exblog.jp/

goo
http://blog.goo.ne.jp/a-mh-project/

Boo-log(ローカルブログ)
http://antimoralharassmentproject.boo-log.com

http://yamazatosentiments.boo-log.com

http://hyakuyobako.boo-log.com/
























  


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 01:13書店にて

2015年09月03日

とよた森林学校 10周年記念行事が開催されます!




2015年10月18日(日)に、とよた森林学校 10周年行事が開催されるそうです。
場所は足助交流館です。

ゆかりのある方はお誘いあわせの上、ぜひご参加ください。
(私たちも参加します。)

参加申し込み方法など、詳しいことはこちらからどうぞ。

http://woodytoyota.net/gakkou/2_event.html








































  


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 16:40森にて

2015年09月01日

『山里耕縁会 ~子育ては一大イベント!? 子どもがいるって面白い!~』








山里耕縁会 ~子育ては一大イベント!? 子どもがいるって面白い!~』



☆自然豊かな山里で、子育て耕縁会(講演会)を企画しました。
皆様、お誘い合わせの上、お越しください。

なんでそうなの!
どうしてできないの!
口からとびでる 愛のムチ。
本当は いつも笑って過ごしたい。

だからちょっと集まって、
いろんな子育て聞いてみよう。
自分の思いも話しちゃおう!

つながることで 楽になる。
つながることで 笑顔になれる。 
「子どもがいるって 面白い!」

〈は〉ははは ( ´ ▽ ` )ノ
〈な〉なーんだ (^_^)
〈し〉しってよかった (≧∇≦)




日時:2015年9月30日(水) 
10:00~14:00 

場所: 敷島会館  多目的ホール  (杉本町奥西山49・旭地区) 0565-68-3100

内容:10:00~12:00 1部 講演会  ・・・けーちんの話、自然育児グループの活動紹介
    
12:00~12:45 お昼休憩    
※会場でお昼を食べられます。お弁当販売あり。※
12:45~14:00 2部 座談会  ・・・感想記入など含む

参加費:500円 (午前のみでも同じ)
 
お弁当:お昼のお弁当を予約販売します。(500円)   
申込時に「お弁当 希望」と伝えてください。
近くにお昼ご飯を購入する場所はありませんので、ご了承ください。

講師:鈴木桂子氏 (けーちん)
木のおもちゃ屋「バンビーナバンビーノ」店主(おもちゃコンサルタント)。
自然派育児サークル「おひさまクラブ」発起人、「とよたプレーパークの会」世話人、「豊田おやこ劇場」など、地域で子どもを見守り育てる活動に積極的に参加。また、環境&平和&衣食住について考え発信する会「グリーンママン」をママ友たちと結成するなど、愛知県豊田市で多方面で活躍中。女子中学生&高校生の現役母。
子育てや環境問題などの幅広い内容で講演多数。明るい人柄と分かりやすい話で人気を博している。
2015年に旭地区にて農家民泊『ちんちゃん亭』を始める。

申込み方法:以下の内容を記載の上、メールかfaxにて申込ください。
お名前
 ②電話番号
 ③メール
 ④住所
 ⑤1部 or 2部 
 ⑥お子さん同伴の場合は人数と年齢 
 ⑦お弁当の注文有無

申込み・問い合わせ:おいでん・さんそんセンター( 担当 小黒 )  
メール  sanson-center@city.toyota.aichi.jp
℡0565-62-0610    
fax 0565-62-0614
 
   
主催:豊田市 おいでん・さんそんセンター 次世代育成部会
〒444-2424 豊田市足助町宮ノ後26-2 足助支所2階 
℡ 0565-62-0610

http://www.oiden-sanson.com/event/asahi/entry-517.html





















  


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 13:00Others

2015年08月08日

きららの森











暑い夏はシーズンオフのようなもの。
涼しくなったら、歩きます。

現在のところ、秋のハイキングの第一候補地はきららの森。
(段戸裏谷界隈を最近はそう呼ぶのだそうですよ。)


*写真は下見に行ったときに撮影した段戸湖のほとり。
























































  


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 00:20森にて

2015年07月30日

田舎暮らしガイドブック『里co』 発売中













この本は、私の部屋、ラフィングカンパニー、足助のマンリン書店などで入手できます。
http://sb-ken.com/contact/index.html

インターネットでの購入はこちらから。
http://sb-ken.shop-pro.jp/?pid=90833244




































  


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 10:19書店にて

2014年10月13日

ゆるやまトレッキング#1  【 黍生山】




先日ノルディックウォーキングのポールを握って黍生山を登りました。

(何と読むんだ?という声が、聴こえてきました。
こちらをご覧くださいませ。)









ゆるやま、ではありますが、休憩は必要ですね。





















山頂でランチして帰りました!




































  


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 00:01森にて

2014年03月24日

Nordic Walking Movement の最終目標





使いやすくて、お洒落で、手に入れやすい価格のポールをどこかの会社に作ってもらい、Nordic Walking の普及に一役買うこと。

それが、わたしたち Nordic Walking Movement の、最終目標です。
そして、わがまちならば、それが可能ではないか、と考えています。
働きかけるべき企業は、言うまでもありません。
諸々、支度をして、いつか企画を持ち込みます。
どうぞ、お楽しみに。


*Nordic Walking を楽しむ人が増えるということは、各々の人生の時間において、その人が健康でいられる時間を増やす (歩けないでいる時間、または、寝たきりでいる時間を極力減らす) ことに、きっとつながります。


















































  


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 20:05Nordic Walking Movement

2013年10月07日

山里センチメンツ



昨年の一月に Nordic Walking Movement を立ち上げたのですが、ふと気がつけば、これまで一所懸命取り組んできたのは、山里センチメンツとしての活動の方ばかり。
もちろん、そうせざるをえない理由がいくつもあり今に至るのですが、あぁ、それにしても、と溜息をつく爽秋の候、なのでありました。
来年こそは Nordic Walking Movement を中心に活動するつもりです。
おたのしみに。


山里センチメンツの方は、こまやまのこうに続く年内二つ目の催しであるモラル・ハラスメント被害をなくすための講演会を無事に終えられれば、一息つけます。
モラル・ハラスメント被害をなくすための活動は、山里センチメンツでのローカルな活動から切り離し、あらたに Anti-Moral Harassment Project として広く広く展開していきます。
(当面はあらゆるメディアやインターネット上にどんどん情報発信をする活動が主になる予定で、Anti-Moral Harassment Project の代表として建物の外でたくさんの人に直接会ってたくさんの話をして、という活動はまだまだ先になりますが。)

山里センチメンツとしてのモラル・ハラスメント被害をなくす活動についても、今秋以降に完全に終えてしまうわけではなく、必要と要請があれば再び着手するつもりです。








  


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 14:55Nordic Walking Movement

2013年10月02日

駒山考#3







久々にアップしたひとつ前の記事の最後の方に、瓢箪から駒、のことを書きました。
それで思い出したのですが、こまやまのこう(駒山の講)は、僕にとって瓢箪でありました。
では駒は?
それはモラル・ハラスメント被害をなくすための取り組みです。
一見無関係ですが、こまやまのこうが無ければ、Anti-Moral Harassment Project も存在しなかったのです。




それは、僕がこまやまのこうを開催する、という噂をたまたま聞きつけた行政の方が関心を持たれ、僕に声をかけて下さったことがきっかけでした。
お会いして話をする中で、わくわく事業の制度を活用すれば、こまやまのこうを充実させたり、駒山に関する新たな取り組みを始めることができるかもしれない、ということに気づきました。

ただし。
残念ながらお会いして話ができたのは、こまやまのこうのほんの二週間ほど前のこと。
そしてわくわく事業の申請書提出の締め切りは、こまやまのこうの十日後だったのです。
このスケジュールでは、駒山に関することでわくわく事業にエントリーすることは不可能でした。

「せっかくのチャンスなのに残念だ、来年度にエントリーしてみようかな」
なんてことをぼんやり考えていたとき、僕の頭にひらめいたのが、かねてより手をつけたいと思っていたモラル・ハラスメント被害をなくすための取り組みでした。
(瓢箪から駒が出た瞬間、です。)

こんな山奥の田舎で税金を使ってそんなのやってどうするの?
と言われるのを承知の上で、僕は急遽エントリーすることに決めました。
そのことを行政の方々に相談すると、幸い快く受け入れてもらえました。
Nordic Walking Movement という団体名でモラル・ハラスメント被害をなくす事業を申請するのは妙だし、すぐに新たな団体は作れないのでこまやまのこうの運営団体である山里センチメンツ名義で取り組むことにしました。
今後は、わくわく事業制度にて補助を受けている10月20日の講演会とその後の学習会を終えたら、山里という地域にとらわれずに活動をするために、Anti-Moral Harassment Project として日本全国に展開していく予定です。

思わぬところ(こまやのこう)から始まった、というのはそういうことなのです。




*ちなみに、こまやまのこうが駒ならば、Nordic Walking Movement は瓢箪です。そもそもはNordic Walking Movement のコンセプトを実現するために、駒山に登ったからです。





  


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 20:00森にて

2013年10月02日

駒山考#2





前回の記事から随分と間が空いてしまいましたね。
すみません。
いろいろと忙しかったのです。

さて、駒山については、僕は昨年の記事で次のようなことを書いていました。


『人知れず地道に、終わりがないかと思われるようなハードワークを山中で一所懸命して下さっている方々が、それも無償で汗をかいてくださっている方々がたくさんいらっしゃるということは、ここにしっかり書いておかなければいけないと思います。
山が寂れ、お寺が朽ちていることを記したいくつかのインターネット上の文章の中で、ふざけた人たちを山に呼び込んでしまいかねない配慮が不足した迂闊な記事を見かけました。
木々や草花を痛めつけ、ゴミを捨て、そしてさらなる倒壊の危険があるお寺の中に肝試しのつもりで立ち入る人々。
そういう人たちを誘いかねない記事。
問題ある文言の削除や訂正をぜひしていただきたいものです。

それともうひとつ。
父母に聞いた話ですが、今は亡き僕の祖母がまだ元気だった頃は祖父母らを含めたふもとの集落の人々がこの山に定期的に登って、山門やお寺の掃除や手入れなどをしたり、花をたむけたりお供えをしていたそうです。
そういう時代が確かにあったということも、ここに書いておかねばなりません。』


これらの文章を書いたときは、こまやまのこう(駒山の講)を開催するなどということは夢にも思わない時期で、その後不思議なご縁が重なり、背中を押されるように、準備を進めたのでした。

こまやまのこう、を開催するにあたって気を使ったのは、宗教的な行事ではない、ということを参加者の皆さんに充分理解していただくこと。
山頂には朽ちてしまったお寺があります。
このお寺(正確にはお寺の跡)と敷地は、麓のお寺の和尚さんによれば、現在も臨済宗の持ち物であるということでした。
またくしくも、その麓のお寺が改修の時期に差し掛かっており、檀家のみなさんと諸々のご相談をされていた時期でした。

こまやまのこうは、このお寺と宗教的に縁のある方、無い方、いずれにも配慮が必要な催しでした。
現地で行わず、閉校した小学校の建物を利用させていただけたことで、いらぬ誤解を招きづらくなったのでは、と思っています。
またゲストも、元学校の先生、植物に詳しい森林ボランティアの先生、病院の院長先生、乗馬クラブのオーナーご夫妻と、ヴァラエティーに富む顔ぶれにできたのも幸いでした。



こまやまのこうを通して参加者のみなさんに伝えたかったこと、感じてほしかったことは以下の通り。

・朽ちたお寺と朽ちた山門がある駒山にはブナの木があり、そのブナの木の周辺の植生を整えるべく、何の縁も無い山にわざわざ竹を切るためだけに年に二回登っている有志の人々がいること。
・駒山の麓にある閉校となった小学校の跡地にて、NPOの皆さんが建物や校庭を再利用し、知的ハンディキャップを抱える人たちをケアしていこと。
・その昔この地方では、今よりも随分標高が高い場所 = 山の上が人々の生活空間であり、今で言う高級官僚であるお坊さんたちが関西とこの地方を行き来していたこと。
・その時代の足である馬。当時の馬はどんな姿形をしていたのか?木曽馬を見ることでその頃の馬や人の行き来する様子に思いを馳せること。
・山間部において健やかに暮らせるよう、工夫をこらしている人たちがいること。

僕が交通事故を被った直後で体調が悪かったことでうまく進行ができず、参加者の皆さんにこれらのメッセージを充分に伝えることは結局できなかったと思うのですが、やること自体に意義があった、と自分に言い聞かせています。


瓢箪から駒、ということわざがありますが、あれは駒山山頂にあったお寺の名前と無縁ではないと思っています。
その名前、小馬寺はこまでら、と呼んだりしますから、こまは、小馬、であり、駒、であるのでしょう。
中国の仙人がロバに乗ってのんびり旅をしていて、休むときにはロバを小さくして懐にしまった(瓢箪に入れた)というおとぎ話。
ロバは小さな馬ということでありますから、小馬、つまり駒なのかなと推測しています。
(京都からお坊さんが馬に揺られて遥々この地までやってきて、瓢箪の中からひょいと取り出したのが小馬寺だったりして。笑)






















  


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 00:18森にて

2013年07月19日

駒山考 #1



先月末、久々に駒山に登りました。
竹を伐採するためです。






植物の分布調査を行っていた森林自然観察グループの皆さんが駒山の植生に関心を持たれ、2010年より頂上付近の竹林整備作業が始められました。
2010年、2011年、2012年の三年間に7回行われ、今回が8回目。
集まるのは森と植物を愛する有志の方々。
作業をしてもお金がもらえるわけではありません。
かかる費用は持ち出しなのでした。

僕はと言えば植物にまったく詳しくないのですが、とよた森林学校の講座にて、昨夏、数十年ぶりに駒山に登ったことがきっかけで、そしてさらに山麓地域が出身地であることも相まって、昨秋行われた7回目の整備に続いて今回も作業に混ぜていただいたのでした。












豊田市富永町にある野外教育センター方面から車でアプローチし、途中から歩きます。































To be continued.
















  


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 07:00森にて

2013年06月10日

Inside Story #2






ひとつ前の記事からのつづきです。

自ら企画した催しを二週間後に控えたある日の朝。
夜更かしして居眠り運転をしてしまった青年の車が、僕の車の運転席側に衝突してきました。
一命を取り留めましたが、頸部の挫傷などあちこちを痛めてしまい、催しの準備どころではなくなってしまったのです。

今回は僕にまったく非は無く、相手が100パーセント、悪かったのですが・・・加害者も、その保険会社の担当者も非常識な人で、参りました。

恐ろしいことに、そういうケースって、加害者側には保険会社が味方として登場するけれど、こちらには味方がいないのですね。
もちろん相談することぐらいは、こちらの保険会社にもできますが、加害者や加害者側の保険会社の対応が悪かった場合に、代わりに何かしてくる味方は、いないことに気づきました。
こちらに多少過失があれば、自身の保険会社も交渉の中に入ってくることになるわけですが、補償がからまないと、動きようがないわけです。
弁護士特約とかをつけていれば話は別ですが、とにかく心身ともにまいっている被害者である自らが誰よりも頑張らないと、今回のような誠意のない相手とでは話はまったく先に進まないし、こちらが望むとおりの結果にならないのは、とても理不尽だと思いました。



10対0にて、相手の過失割合が10だった場合のメモ。

・相手の保険会社が補償内容を電話等で口頭提示してきたら、必ずその内容を文書に記して寄こすよう、依頼すること。
口で言われても覚えられないし、しっかり確認したいので、文書でください、と頼みましょう。
まず代車としてレンタカーを、と言われたら、もちろん口頭にてOKして良いのですが、交渉がやむなく長引いた際などにレンタカーを急に取り上げられたりしてはいけないので、レンタカーについてだけ書かれたもので良いから、とにかく文書を要求。そこに最長でいつまでは貸せる、などとか書かれていたら、交渉が長引いた場合の話をしておくのです。
全ての補償をご提示できるようになり次第、まとめて文書にします、とか何とか怪しいことを言ってきたら、提示できるものからとにかく文書でください、と頼みましょう。
保険会社からの文書には発行された日付や担当部署、担当者名などが書かれます。
それらは、相手が悪質で交渉が長引く場合にこちらに必要なデータとなります。
保険会社は被害者から補償内容についての文書を提出するよう要請があったら、その要請にこたえなければなりません。
義務なのです。
それは法律で決まっています。

・補償内容が納得できないものだったら、交通事故紛争処理センターに電話をして、紛争解決を手伝ってもらえる類の案件なのか、まずは確認してみましょう。
僕の場合は、相手が100パーセント悪い事故で、車が廃車になってしまいました。
買い替えをせざるをえませんが、加害者側の保険会社の担当者は、事故により被害を被った僕の車のいわゆる時価額しか支払えない、と言ってきました。
つまり買い替えに必要な諸費用はお前が払えよ、という酷いことを言ってきたのです。
なぜ自分はまったく悪くないのに、買い替えのためにわざわざ自腹を切らねばならないのでしょうか?
予想外の事故を被って、愛車を取り上げられてしまったわけなのに。
泣き寝入りする人も多いようですが、絶対に請求できるはずだ、と思ったので、紛争処理センターに電話をしたら、請求して問題なし、との回答が。結局行かずに済みましたが、保険会社に紛争処理センターに出向いてもらえますか?そのための資料が必要なので文書でください、と伝えたところ、今までかたくなだったのに、こちらの望む方向で急に話が進み始めました。

・加害者側の保険会社の担当者が悪質だと、加害者にこちらのことを悪く言います。こちらが何もしていなくても、です。事故を被ったのをいいことに、お金をせびってきた、とか、わざと痛がっている、とか。まったく、最低です。
悪者にさせられかけて、つらい思いをしました。
あ、この人、変だ、と思ったら、すぐに変な人の上司と話をさせてもらい、担当者を変えてもらいましょう。
皆さんも、気をつけましょう。保険会社とは口頭でのやりとりと並行して文書でもやりとりすれば、こういう目に遭いにくいと思います。

画像は、壊されて廃車になってしまった僕の愛車のキー。
今は僕の手元にはありません。
ディーラーに返したからです。

でも。

今月に入ってようやく補償内容に承諾することができて、車を買い替えすることになりました。
(三月末からずっと代車のレンタカーだったのです。ちなみに、補償してもらったのは、レンタカー代と壊れた車の時価額、買い替え諸費用のうち一部税金を除いた金額のみ、です。相手が100パーセント悪い事故の結果、それらを保障してもらうのに、なぜ一ヶ月以上も時間がかかるのか、僕にはまったく理解不能です。他にもいろいろ、非常識にことがありましたが、核と気分が落ち込むので、割愛いたします。)



さて、悲しい過去は、忘れましょう。
いよいよ今日、納車だからです。

何を買い求めたか?

次回の記事で紹介します。
お楽しみに。




























  


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 06:30山里センチメンツ

2013年05月20日

Inside Story 













先月開催した "こまやまのこう" については、山里センチメンツのブログの記事にて当日の写真とともにごくごく簡単な報告をしておりました。
今回はその inside story 、楽屋裏話をここに少しだけ綴ります。



"こまやまのこう" をおよそ二週間後に控えたある日の朝のこと。
僕は会社に向かってのんびりと愛車を走らせていました。
ゆるやかなカーブにさしかかったところで、対向車線を走るはずの車がなぜかセンターラインを越えてこちらの運転席にまっすぐ向かってきたのです。

僕はこのとき、はっきりと自分の死を覚悟しました。



走馬灯は見ませんでしたが、衝突するまでの間はまさにスローモーションの映像を見ているような感覚で、ほんの一瞬だったはずなのに、かなりたくさんのことをあれこれと考えたことを覚えています。
まずは僕の車にぶつかってくる車のドライバーに対して
「あーあ、何てバカな人。バカ、バカ。何でぶつかってくるわけ?ちゃんと走れよ。」
とかなんとか。
やれやれ、とつぶやきながら頬杖してため息をついて苦笑いするような、意外にそんなのんびりした感覚でした。
その次に思ったことは
「あーあ、これで人生が終わるのか、あっけない幕切れだなぁ。でもまあ仕方ない、こんなものかもね。」
というようなことで、脱力感を伴いつつもやはり妙にのんびり、さばさばした気持ちでした。

しかし。
スローモーション映像はそこで途切れます。
言葉に表せないようなものすごい衝撃に襲われて、僕は助手席側にブンとなぎ倒されました。
(衝突音は、なぜか少し遅れて聴こえたような気がします。)

数秒後。

体を何かでえぐられたり、切り裂かれたり、無理な方向に手足が折り曲げられたり、ちぎれたりする感覚や、車外に投げ出されたりした感覚に自身が襲われていないことに気づきました。

「あ、生きてる。」

「良かった。たぶん手足は、ある。」

気絶はしませんでしたが、言葉として考えられたのはそんなことのみで、しばらくは頭がうまく回りませんでした。
そしてとてつもない負荷が体にかかったためなのか、助手席に突っ伏したまま動けず、目も開けられませんでした。
誰かが、蚊の鳴くような声で「大丈夫ですか?と声をかけてきました。
僕は「大丈夫なわけないだろ」と思いながらもしばし声がだせず。

シーンとしたあと数秒後にまた「大丈夫ですか?」と情けない声が聞こえました。
あ、この人が加害者だなと、直感しました。
目はまだしっかり開けられなかったけれど頭の方は少しずつクリアーになってきたので
「大丈夫なわけないでしょう。早く救急車と警察を呼んでください。」
と、顔を伏せて倒れたままの姿勢ながら、思いっきり苛立ちを込めてつぶやきました。
(後で聞いたら相手は居眠り運転をしていたそうで、そのときの運転速度を含め僕に過失は一切ない事故でありました。)


救急車に乗せられるときにようやくしっかり目が開いて、そのときはじめて自分の姿や自分の車がどうなっているかを見ました。
その後はますます冷静になり
「このあと同じ道を仕事に向かうためうちの奥さんが走ってくる。僕の車を見たら驚くだろうから、連絡しなきゃ。」とか「職場に事故のことと、これから病院に運ばれるから仕事には行けないと伝えなければ。」とか、そんなことばかり考えました。


救急車で病院の救命救急センターに運ばれてあらためていろいろと体を調べられました。
スタッフのみなさんがせわしなく動く気配をベッドの上で目を閉じながら感じました。
しばらくして
「内臓破裂、無し!」
というスタッフの方の大きな声が聞こえたときに、はじめて恐怖心が襲ってきて、そしてすぐに生きていて良かったという安堵感が心に広がりました。
そのせいなのか何なのかよくわかりませんが、そのあと涙が一筋、僕の頬をつたいました。


























(反対側から見ると、一見何事も無かったかのようですけど・・・廃車です。)

骨折などはありませんでしたが、頸部挫傷、いわゆるムチ打ちやら打撲やらで、しばらく仕事はもちろん普通の日常生活は送れず。
しかし、こまやまのこうの開催日はどんどん迫ってくる。
予期せぬ窮地に、四月上旬の僕は立たされていたのでした。





To be continued.










  


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 07:00山里センチメンツ

2013年04月08日

しばらくおまちください。












(↑最近お気に入りの4色ボールペンを用いて、ノートの上で"こまやまのこう"のシミュレーションをしているところ。)




・お伊勢参りで牡蠣三昧

・海の博物館へ海女さんを見に

・とよた森林学校の講座で旧鳳来町(現新城市)へ

・さらばフィアットの件

・こまやまのこうの準備のこと



など、このブログに記事として書くべきことは山ほどあるのですが、すぐには書けそうもない状況にて、どうかもうしばらくおまちください。












  


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 00:07山里センチメンツ

2013年03月22日

いつか行ってみたい場所













最近忙しくて、なかなかブログ記事を書けません。

何に忙しいかと言うと、まずは4月13日に開催するこれ
残すところあと三週間となりましたが、やりたいことは盛りだくさん、しかし準備の時間はまったく足らず、という状況にてちょっと焦っています。
とはいえ、当日講演や演奏をして下さる方々への依頼はすべて済んだので、その点は一安心。

さらに、25年度のわくわく事業にも手を出すことにしました。
詳しくはまた。



さて、なぜこの記事に風力発電を紹介するパネルの写真を用いたか?
それは自然の風を受けて電気を作り出す風力発電が、いまの僕の状態を表しているからです。
大勢の人が次々と僕の背中を力強く押してくださるから、前に、前に、どんどん進んでいけるのでした。

(ちなみに僕は面ノ木風力発電所にまだ行ったことがありません。いつか行って見てみたいと思います。)





















  


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 09:00山里センチメンツ

2013年03月12日

地球に暮らそう ~生態系の中に生きるという選択肢~





トヨタの森でムササビをテーマにミーティングが開催された、と前回の記事で書きましたが、この本を書いたのはその会場で会った方。
お名前は、加藤大吾さん









彼の講演を聴いたり直接お話しをしたことで得た印象は、地球上のある地点に一見僕らと同じように立っているように見えるけれど、実は彼は僕らよりも何周も何周も先をいっていて、たまたま今は周回遅れの僕らと並んでいるように見えるだけ、というもの。

彼も僕らも地球を素早く何周できるかという競争をしているつもりはなく、それぞれが毎日を懸命に生きているだけなのですが、時間の経過とともにその差はついていくのです。

最初は地平線のあたりに彼の背中が見えていたかもしれないのに、僕らはいつしか半周遅れ、一周遅れとなり、ついには随分前を行っていたはずの彼が背後からニコニコしながらやってきて、僕らの肩や背中をポンポンと叩きながら追い抜いてゆくのです。
彼にそうされた人は、ハッ、と何かに気づき、地球上における一生命体である自身が立っている位置を俯瞰にて確認することになります。そして、これではいけない、と思い、歩むべき方向に踵を返して歩みだしたり、腕を振って歩幅を広げて歩みの速度を上げるのです。

この本には、彼が僕らの先を歩むことになった理由や、そのための努力が書かれています。


















  


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 07:38書店にて

2013年03月07日

トヨタの森にて




トヨタの森で開催された、ある集まりに参加してまいりました。














巣箱の中と外の温度を並べて表示して、その差にて中に動物がいるか否かを判定する、という仕組みがつくられていました。















今回のミーティングでテーマに取り上げられた動物は、ムササビ。



















この日はムササビが巣の外に出て活動する姿は、見られず。
しかしそれも良いのだ、と思いました。





  


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 08:00森にて

2013年03月05日

レイチェル・カーソン遺稿集 失われた森  
















「ああ、レイチェル・カーソンの本を読みたいな・・・」と思って(それはたとえばやけにコーヒーが飲みたいなとか、無性にたくわんが食べたい、というのと似たような感覚)でいたときに何気なく立ち寄ったら、まるで、待ってました、と言わんばかりに読んだことがなかった本がばっちり書棚に置いてあったので、迷わず買い求めました。

「読みたい本が無い」と思うことなどまず無いのがマンリン書店です。












  


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 11:00書店にて

2013年03月04日

アン・サリー ライブ







昨年末から楽しみにしていたアン・サリーさんのライヴに行ってまいりました。



(こちらは↓左から母、奥さん、そして会場で会った友人のスリーショット。)








仕事をさささと片付けてぴゅんと駆けつける、そういうつもりだったのですが・・・。
何だかんだで会場である豊田市民文化会館に着くのが遅れてしまい、開演時間に間に合わず。
何と三曲も聴きのがしてしまったのです。

でも。
しかし。

とても良かったのです。
素晴らしかったのです。

次の曲を聴いて、遅刻してしまったことなど瞬時に忘れました。
録音されたものと実際の歌声や歌唱が異なり過ぎて、あれれ、なんてことがたまにありますが・・・彼女はそういうこととは無縁な人、です。
彼女のライヴを録音した音源は、その場ですぐに配信したりパッケージに入れてリリースできてしまうことでしょう。
それぐらいクオリティーが高いのです。

才能だけでは、ないはずです。
かなりの準備をされてから臨んでいらっしゃるに違いありません。
僕は彼女のことをよく知らないけれど、そう確信しているのです。
断言できてしまうのです。








書きたいことはたくさんあるのです。
とにかく素晴らしいライヴだったので。

でも僕は、伝える術を知りません。
僕がみなさんに何とか伝えられることと言えば・・・。
満月の夕という一曲が心に沁み過ぎて (隣の席にいたうちの奥さんは僕がなぜか急に鼻水をたらし始めただけと思ったようですが) 実は涙が溢れて仕方が無かった、懸命に嗚咽を我慢していた、ということぐらいでしょうか。

またわがまちに来て歌っていただきたいです。
そしていつか。
いつか僕が主催したりサポートするミーティングのゲストとして、歌声を披露してほしいです。
そんな奇跡的なときが訪れるように、ぼちぼち、がんばります。



アン・サリーさまへ

アンコールのあと、席を立って両手を高く上げてブンブンと振ったのが僕です。
(あなたから見たら右手の方向にいました。)
笑顔で振り返してくださってどうもありがとうございます。
またいつか、どこかでお会いしましょう。

(追伸:ミドルテンポのA Menina Danca、良かったです。次回は超ハイテンポの演奏と高速スキャットを聴いてみたいです。新作アルバムではオリジナル曲が楽しみです。どーんと20曲ぐらい、収録してください。そしてついでにライヴアルバムとDVD、おまけにカバー曲だけのアルバムをさらりと同時リリースしていただけたらさらに幸せです。過去に Lani Hall や Maria Muldaur のカバーをされていらっしゃるので、次はどなたのどんな曲を取り上げて下さるか興味津々です。個人的にはあなたが歌う Judee Sill の曲が聴きたいです。よろしくおねがいします。)















  


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 10:00音の備忘録

2013年03月04日

Nouvelle Vague










深夜に音楽を。

今宵はこの曲をお届けします。
















  


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 00:00音の備忘録