2013年03月12日
地球に暮らそう ~生態系の中に生きるという選択肢~
彼の講演を聴いたり直接お話しをしたことで得た印象は、地球上のある地点に一見僕らと同じように立っているように見えるけれど、実は彼は僕らよりも何周も何周も先をいっていて、たまたま今は周回遅れの僕らと並んでいるように見えるだけ、というもの。
彼も僕らも地球を素早く何周できるかという競争をしているつもりはなく、それぞれが毎日を懸命に生きているだけなのですが、時間の経過とともにその差はついていくのです。
最初は地平線のあたりに彼の背中が見えていたかもしれないのに、僕らはいつしか半周遅れ、一周遅れとなり、ついには随分前を行っていたはずの彼が背後からニコニコしながらやってきて、僕らの肩や背中をポンポンと叩きながら追い抜いてゆくのです。
彼にそうされた人は、ハッ、と何かに気づき、地球上における一生命体である自身が立っている位置を俯瞰にて確認することになります。そして、これではいけない、と思い、歩むべき方向に踵を返して歩みだしたり、腕を振って歩幅を広げて歩みの速度を上げるのです。
この本には、彼が僕らの先を歩むことになった理由や、そのための努力が書かれています。
彼も僕らも地球を素早く何周できるかという競争をしているつもりはなく、それぞれが毎日を懸命に生きているだけなのですが、時間の経過とともにその差はついていくのです。
最初は地平線のあたりに彼の背中が見えていたかもしれないのに、僕らはいつしか半周遅れ、一周遅れとなり、ついには随分前を行っていたはずの彼が背後からニコニコしながらやってきて、僕らの肩や背中をポンポンと叩きながら追い抜いてゆくのです。
彼にそうされた人は、ハッ、と何かに気づき、地球上における一生命体である自身が立っている位置を俯瞰にて確認することになります。そして、これではいけない、と思い、歩むべき方向に踵を返して歩みだしたり、腕を振って歩幅を広げて歩みの速度を上げるのです。
この本には、彼が僕らの先を歩むことになった理由や、そのための努力が書かれています。
Posted by Toyota Nordic Walking Movement
at 07:38
│書店にて