2012年12月13日

山里センチメンツ・ミーティング










ひとつ前の記事で

"三河中山間地域で安心して暮らし続けるための健康ネットワーク研究会"

というとても長い名前の研究会の意見交換会に出席し、研究会のサポーターブログを立ち上げたい旨を話したところ、会長である足助病院早川院長先生よりお許しいただけたということを書きました。
(来年の初めに、このブーログ上にブログを立ち上げる予定で、まずは研究会事務局のみなさんから諸々の資料を分けていただくことから始めます。)



その際、もうひとつ、諸先輩方の前で表明してしまったことがありました。

帰宅してから奥さんにそのことを話したら

「えーーーーーーっ」

と、叫ばれました。
彼女はそれ以上何も言いませんでしたが
「あーあ、ついに言っちゃったの?風呂敷を広げちゃったらもう後戻りできないわよ」
そんな風に考えているのは間違いないな、と思いました。

研究会にて表明してしまったのは、研究会に積極的に関わっていらっしゃる方々の年齢層よりも少し下の世代、つまり僕らの世代以下の年齢層をネットワークに巻き込むきっかけづくりとして、来年のいつかに "山里センチメンツ・ミーティング" と題したイヴェントを開催するというもの。
そして出来ればそれは一回限りのイヴェントに終わることなく、普段から気楽に寄り集まって諸々の話をする集まりにしたいと考えていることを話しました。
それを受けて早川先生からは、要は分科会づくり、だね、と言われましたが、まさにその通りです。



山里センチメンツ という言葉は僕が勝手に名付けたもので、今年の最初にこの Nordic Walking Movement を立ち上げた頃に思いついたコンセプトです。
当初は、山里に関わる人々の中で、僕が気になり、かつ気に入った人に対してインタヴューを申し込み、それをブログのようなものに記してアップする場所を作るというもので、そのサイトの名前を山里センチメンツと呼ぶことに決めていたのです。
そのときの僕の思いについてはこちらの記事に書いていました。



そのまま一気に突っ走る、のがいつもの僕だったのですが、しかし。
今回はちょっと違いました。

理想と現実。

ある時期、そのはざまでちょっと悩んでしまっていたのです。
そのとき書いた記事はこちら
上で紹介した記事は今読むと我ながらキザで何だかな、と思いますが、こちらの記事の方は山里が大嫌いになっていた時期に書いたもの。
ここに書いたことそのものは大したエピソードではなかったのですが
「自身の育った地域にいるひとたちは、何でこんなに人として駄目な人ばっかりなんだ!?」
と絶望してしまうような数々の事象を、この頃の僕は目の当たりにしていたのです。
ですから文章もかなりギスギスしています。
それと 山里センチメンツ というカテゴリの記事ではありませんが、こちらとか、こちらとか、こちら、とか。
かなりメラメラ、してます。
山里に住む人々のことが大嫌いなのに、山里の良さについて誰かに語ってもらおう、それを文章に起こして綴ろう、などという矛盾した行動をするはずがありません。

「こんな閉鎖的なひとたちがいるのなら衰退するのは必然だ、ゆえに若い人が帰ってこないのは仕方のないことだ」

まあとにかく、そんなことをブチブチと考えていた時期がありました。



Nordic Walking Movement は、わがまち全体に発祥の地である北欧テイストを失わない形でノルディックウォーキングを普及させたいと考えて立ち上げた組織です。
しかしそもそもは

「山間部に住む人々の健康寿命を伸ばすには?」

とか

「せっかく楽しく歩ける場所があるのに、自然に溢れた良い場所があちこちにたくさんあるのに、それを生かさないのはもったいないなあ」

とか、そういうことをいつもぼんやり考えていて、その頃たまたま北欧旅行に行きノルディックウォーキングを楽しむ人々を見て、
「あっ、これはいいぞ、地道に広めない手はないぞ」
とひらめいて、思いついたものでした。



山里に住む人々のことが大嫌いになっていた時期にふと、それら活動を始めた原点のことをもう一度じっくり考えたときがありました。
人はからだが健康でなかったり、こころに不安を抱えていたりすると、その人の良い部分を出せずに悪い部分ばかり出してしまうものなのだ、あらためてそう思いなおしました。
僕がまず最初に始めた Nordic Walking Movement はからだのケア。
では、山里に住む人々のこころのケアは?



その後再び 山里センチメンツ というコンセプトについて練り直し始めた僕でしたが、次第に、ただインタヴュー集サイトをインターネット上にこしらえるだけでは受け身的で、発信力とインパクトがとても弱いと感じ始めていました。

縁と言うのは不思議なものです。
まるで、よっ、待ってました、という掛け声をかけたくなるようなタイミングで、 三河中山間地域で安心して暮らし続けるための健康ネットワーク研究会 にお誘いいただいたのでした。

意見交換会やシンポジウムに出席するとともに、過去のシンポジウムの開催記録を拝読したり。
山里センチメンツ の新たな方向性が見出せたのは、研究会のおかげです。
その頃書いたのがこちらの記事


三河中山間地域で安心して暮らし続けるには?
このテーマはとても良いと思います。
皆で集まったときにどんな方向、方面からでも話が始められるし、自由度の高さゆえに活発な議論が行われ、その結果、何らかの良い結論が導き出せれば、それは山里に住んだり関わっている我々が、深くて暗くて湿った森に迷いこまないためのランプやコンパスのようなものとなりえるからです。
安心して暮らし続ける、というキーワードは、とても多くのものをふんわりと包みこむ可能性を秘めています。



山里センチメンツ は、研究会の分科会としての役割をしっかり果たすことを最大の目的としつつも、山間地域を支えてくださっている高齢者の方々のフォローアップだけにとどまらず、山里に関わる幅広いテーマで議論したり行動したりするために人々が集まる、いつもパチパチと炭火が燃えている囲炉裏端のような役割を担ってゆきたいと思います。



来年のミーティングについて、これから準備を始めます。
まずはコアになってくれるメンバーを募って、年明けに打ち合わせをするつもりです。
現在のところ、まずは豊田市山間部に関わる人々が中心になりそうですが、市外や県外の方であっても興味のある方にはいずれ参画していただけたら良いな、と思っています。



それともうひとつ。

Nordic Walking Movement山里センチメンツ に続き、もうひとつあたためてきたことがあります。
いまは、僕の母や伯母の協力無くしてはできないもの、とだけ書いておきましょう。
みなさんにお示しすべきタイミングとしては、 山里センチメンツ・ミーティング が最適かと思いますので、いずれまたご案内いたします。

どうぞ、お楽しみに。



















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