2012年09月17日

森を歩く講座にエントリーしたわけ #1









森を歩く講座にエントリーした理由。
それを書きます。

僕の祖父は山で仕事をしていた人でした。

と言っても、猟師や木こりだったわけではなくて、木材を得るための山々を地主さんと交渉を重ねて買い取る担当だったそう。つまり、一応会社員だったわけです。
しかしそんな業務を担当する部署を抱える会社なんて、今の日本ではどれほどあるのでしょうか。
昔に比べて山の価値が小さくなったと言われる現代。僕の実家でも山を持っていますが、その価値はあってないようなもののようです。扱いやすさの面で建築資材により適した安い輸入材の台頭や木を用いた住宅の建築需要が少なくなったことで国産の木材を扱う商売が衰退したからです。

しかし戦後しばらくは価値がかなり高かったそう。
その昔。
僕らの国では木材を大量に必要とした時代があり、天然林を伐採した場所に成長が速くて木材加工に適したスギやヒノキなどを植えてせっせせっせと人工林を作ったのでした。
人々を後押ししたのは、国。
国の政策だったのです。
スギやヒノキを植えた山は宝の山。
皆、そう思いました。
そしてもちろん、実際に儲けた人も大勢いたそうです。

あっ、いけない。
話がとても大きくなってしまいました。
とにかく、祖父が山に関係した仕事をしていたのです。
そして僕はと言えば、産まれた場所は市内のキユーピー工場のそばでしたが、二歳頃には祖父のいる家(父の実家)に転居
して、山と川に囲まれた山里で大きくなるまで暮らしました。
しかし、何というか、うちの祖父は孫である僕に山のことをあまり教えようとはしませんでした。
あまり、というよりまったく、と言っても良いかもしれません。
家の縁側に行けば目の前に見えるというのに。
祖父のスタンスは僕の父に対してもほぼ同じ。もちろん父の場合は、父が幼い頃はそうでもなかったようですが、いつの頃からか、「これからの時代は山などを持っていてももう仕方がない」、祖父はそう思ったようです。
ですから父も祖父と同様に僕に山のことを教えることはいままでほとんどなく、結果、僕は山のことなど何も知らないまま、人生を生きてきたのです。とはいえ、教えられなくても自然と自ら興味を抱くこどもだっているでしょうから、祖父や父のせいにばかりしていられませんが・・・僕の場合はそんな感じだったのです。

長くなってしまいました。
この続きは、次回の記事で。















































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Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 11:00 │森にて