2012年04月13日

The Felt




何年か前のこと。

「自分は絶対音感の持ち主である」
・・・とかなんとか自慢している人は何だか気に入らないなぁ、と長年思っていたところ、
絶対音感とは何かということについて書かれた本が出版されたのを知り、即購入しました。
そこに書かれていたことは腑に落ちることばかりで、とても痛快な気分になったのを覚えています。





さて、話は変わります。
「イギリスではこんなに歌が下手でも、こんなに音痴っぽくてもレコードを出せるんだ、すげぇ。」
と思ったのは高校生の頃。






彼らのこの曲を聴いたとき、そう思ったのです。


そもそもはバンド名に魅かれて聴き始めました。
そのうちに(なにせ僕を含めたほとんどの一般の日本人がヒップホップやラップなどについてまだ何も知らない時代のことですから)、彼の奇妙な歌い方が当時の僕にはとても新鮮に感じられ、さらに繰り返し聴くうちに、こういう歌い方だってアリなんじゃないか?そう思うようになりました。
そしてついには、
この歌い方、たまらん。
と思うようになってしまったのです。
(この人はちゃんと歌おうと思えば歌える、ということをのちに確認するのですけどね。)



頭を、心を、常に柔らかくしていよう。
固定観念を捨てよう。
そうすればきっと良いものに出会える。



この曲は多感な10代最後の時期に、僕が上に書いたようなことを心がけるようになったきっかけのひとつなのです。
こう書くと大げさに思われるかもしれませんが、本当のことなのですよ。





  
タグ :feltLawrence


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 21:00音の備忘録

2012年04月13日

岡崎にて








ここはどこでしょう?



岡崎公園で桜を見た帰りに、思わずシャッターを押しました。
近くに住んでいらっしゃる方や電車で通勤されている方、または過去に岡崎界隈にゆかりがあった方ならば、わかるかな?





































  


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 08:00岡崎

2012年04月13日

おやつプレゼン



 
(開封前の様子ですみません)




その昔僕は浅草界隈に3年ほど住んでいました。
正確には本所吾妻橋あたりだったのですが、会社に行くには銀座線を利用するのが便利だったため、吾妻橋を渡って浅草駅まで歩いていたのです。
三十代の頃の僕は池波正太郎の本を愛読していました。特に、鬼平こと長谷川平蔵が活躍する鬼平犯科帳が大好きだったので、話の舞台のひとつとして登場する本所に住むことを夢見ていたのです。
出張や帰省にて東京を離れて手土産を持っていくことになったときなどは、
「浅草の近くに住んでるんです。」
とか
「本所に住んでます。」
と言いたいがために、よくこの舟和の芋ようかんを買い求めたものでした。
もちろん僕自身この芋ようかんが大好きであり、行く先々の人たちにぜひ食べてもらいたいと思っていることが、お土産として持参する最大の理由であることは言うまでもありません。



とっても美味しい舟和の芋ようかんですが、苦手、という方もいらっしゃいます。
「戦争中は食糧不足で毎日芋ばかり食べていたからね・・・。こういうのはどうも苦手・・・」
舟和の芋ようかんを食べたことがない数人の年配の方々からそう言われたことがあるのです。
そんなとき僕は
「それは大変でしたね・・・。食べたくなくなるのも無理はないと思います。でも、しかし、騙されたと思ってどうかひとくち召しあがってみてください。あたたかい渋めのお茶と一緒にどうぞ。」
とあえて言うようにしています。







  


Posted by Toyota Nordic Walking Movement  at 00:07おやつプレゼン